事業内容
山陰合同銀行グループは、山陰合同銀行およびその関係会社19社で構成されており、銀行業務を中心に、リース業務、信用保証業務などの金融サービスを提供しています。このグループは、主に三つの事業セグメントに分かれています。
まず、銀行業務セグメントでは、山陰合同銀行の本店および69の支店を通じて、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務、社債受託及び登録業務などを行っており、グループの中心的な役割を担っています。
次に、リース業務セグメントでは、ごうぎんリース株式会社がリース業務などを手掛けています。このセグメントは、企業や個人に対して資産の使用権を提供するサービスを展開しており、グループの事業多様化に貢献しています。
最後に、その他のセグメントとして、銀行業務やリース業務以外にも、信用保証業務などを行っています。これにより、山陰合同銀行グループは、顧客の多様なニーズに応える幅広い金融サービスを提供していることがわかります。
以上の事業内容を通じて、山陰合同銀行グループは地域経済の発展に貢献し、顧客に対して総合的な金融ソリューションを提供しています。
経営方針
山陰合同銀行は、不確実な経営環境の中で、地域と共に持続的に成長することを目指しています。同社は、新型コロナウイルス感染症の影響やデジタル化の進展など、多様な課題に対応しながら、地域社会の支援と経済の活性化を図るための戦略を推進しています。
中期経営計画では、「地域・お客様の課題解決への貢献」、「DXの推進」、「経営基盤の強化」の3つの重点施策を掲げています。これらの施策を通じて、ビジネスモデルの変革に取り組んでいます。特に、全員コンサルプロジェクトを通じて、企業や個人の課題解決に多角的に取り組み、地域活性化と地方創生を目指しています。
DX推進においては、デジタル技術を活用し、営業管理やデジタルマーケティング、データ利活用など、経営の全領域でビジネスモデルの変革を加速しています。また、オムニチャネル化の推進や地域プラットフォームの構築にも力を入れています。
経営基盤の強化では、人材の強化と人事戦略に重点を置き、持続的な成長のための組織づくりを進めています。また、サステナビリティへの取り組みとして、再生可能エネルギー発電事業を行う子会社を設立し、地域のエネルギー自給自足と再エネ先進地域の実現を目指しています。
山陰合同銀行は、これらの施策を通じて、地域の持続可能性を高め、地域社会や顧客と共に成長を続けることを目指しています。同社の取り組みは、地域経済の発展に貢献し、顧客に対して総合的な金融ソリューションを提供することで、地域のリーディングバンクとしての役割を果たしています。