事業内容
ほくほくフィナンシャルグループは、北海道、北陸三県、および東京・名古屋・大阪の三大都市圏に拠点を持つ広域地域金融グループです。同社グループは、ほくほくフィナンシャルグループ本体、連結子会社12社、持分法適用関連会社1社で構成されています。中核となるのは北陸銀行と北海道銀行で、これらを中心に証券業務、リース、クレジットカード、ベンチャーキャピタル、ソフトウェア開発、サービサー業務など、幅広い金融サービスを提供しています。
同社グループは、顧客の多様なニーズに応える総合的な金融サービス機能を有しており、地域社会の発展に貢献しています。また、特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準を連結ベースの数値に基づいて判断することとしています。
事業系統図によると、同社は連結子会社単位を事業セグメントとして認識しており、それぞれのセグメントが特化したサービスを提供することで、グループ全体のサービス範囲と質の向上を図っています。このようにほくほくフィナンシャルグループは、地域に根ざした金融サービスを提供するとともに、広範な事業領域を通じて顧客の多様なニーズに対応しています。
特集記事
経営方針
ほくほくフィナンシャルグループは、北陸銀行と北海道銀行を中核に据え、北陸三県及び北海道を主要営業エリアとし、三大都市圏にもネットワークを展開する広域地域金融グループです。同社は、地域社会の発展と活性化に貢献することを通じて企業価値の向上を目指しています。その経営理念には、「地域共栄」「公正堅実」「進取創造」の三つの柱があります。これらを基に、社会的使命の実践、公正かつ堅実な経営、創造と革新の追求を掲げています。
中期経営計画「Go forward with Our Region」では、2022年4月から2025年3月までの期間を、長期ビジョンの実現に向けたコンサル対応力の向上やデジタルトランスフォーメーション(DX)推進、環境分野への挑戦など、生産性の向上に取り組む期間と位置づけています。この計画には、総合的なコンサル対応力の向上、環境分野への取り組み、DXの推進、ウェルビーイングのある働き方の実現、グループ総合力の強化、グループガバナンスの強化という六つの重点戦略が含まれています。
これらの戦略を通じて、ほくほくフィナンシャルグループは、地域社会や顧客の課題解決を起点として、地域の発展と同社グループの成長を両立させることを目指しています。また、経営環境の変化や社会・経済のデジタルシフト、環境課題への意識の高まりなど、外部環境の大きな変化に対応し、ステークホルダーの期待に応えるために、ビジネスモデルの変革や課題解決力の強化に挑戦しています。