事業内容
岩手銀行及びその関係会社は、岩手銀行を中心に、連結子会社5社、持分法非適用の非連結子会社1社、持分法非適用関連会社3社で構成されています。主に銀行業務を軸に、リース業務、クレジットカード業務、信用保証業務などの金融サービスを提供しています。
岩手銀行の銀行業務には、109の本支店及び出張所を通じて、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、信託業務、社債受託及び登録業務、その他附帯業務等が含まれます。これらはグループの中心的業務と位置づけられています。
リース業務は、連結子会社1社が担当しており、クレジットカード業務と信用保証業務は、連結子会社2社が手掛けています。さらに、コンサルティング業務と地域商社業務は、それぞれ連結子会社1社が行っています。
これらの事業内容は、岩手銀行グループの事業系統図によっても示されており、グループ全体の事業構造を明確にしています。なお、持分法非適用の非連結子会社1社および持分法非適用関連会社3社は、事業系統図には含まれていません。また、いわぎんコンサルティング株式会社は2022年4月1日にいわぎんリサーチ&コンサルティング株式会社に社名変更しており、いわぎんリース・データ株式会社は2023年1月1日に電算機による処理受託業務の事業を譲渡しています。
経営方針
岩手銀行は、地域社会の発展に貢献し、健全経営を維持することを経営理念として掲げています。同社は、長期ビジョンとして「お客さまの課題解決と地域社会の持続的成長を牽引する価値共創カンパニー」を目指し、2023年度からの10年間で実現を目指しています。このビジョンの下、岩手県特有の地域資源を活かし、再生可能エネルギー、農林水産、観光などの分野で新たな価値を生み出すことを目標としています。
新中期経営計画「第21次中期経営計画~地域価値共創プラン~」では、金融サービス領域の深化と新たな事業領域への挑戦を推進しています。具体的には、ソーシャルソリューションビジネスの高度化、地域を支える盤石な経営基盤の確立、多様な人材が働きがいを持ち続ける組織づくりを基本方針として掲げています。これらの取り組みを通じて、連結当期純利益100億円、ROE5%の達成を長期目標としています。
岩手銀行グループは、銀行業務を中心に、リース業務、クレジットカード業務、信用保証業務など多岐にわたる金融サービスを提供しています。グループの事業構造は、事業系統図によって明確にされており、地域社会との共存共栄を目指しています。
岩手銀行は、地域社会の発展に貢献するという経営理念のもと、地域との共存共栄を目指し、豊かで活力ある、そしてサステナブルな地域社会の実現に向けて、その使命を果たしていくことを目指しています。