事業内容
群馬銀行とそのグループ会社は、銀行業務を中心に、リース業務やその他の金融サービスを提供しています。群馬銀行自体は、群馬県を主要な営業基盤とし、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務、内国・外国為替業務、投資信託・保険商品の窓口販売業務、信託業務など、地域の顧客に対して幅広い金融商品とサービスを提供しています。
また、連結子会社のぐんぎんリース株式会社は、地域の顧客を対象にリース業務などの金融サービスを行っています。その他の連結子会社では、群馬中央興業株式会社が物品輸送や現金自動設備の保守業務、ぐんぎん証券株式会社が証券業務、ぐんぎんコンサルティング株式会社が経営コンサルティング業務、ぐんま地域共創パートナーズ株式会社がファンドの組成・運営業務、群馬信用保証株式会社が保証業務を提供しています。
持分法適用の非連結子会社2社は、クレジット業務やシステム開発、販売業務を手掛け、持分法適用の関連会社1社は、投資信託委託業務を行っています。これらの事業セグメントを通じて、群馬銀行グループは地域経済の発展に貢献し、顧客の多様なニーズに応える金融サービスを展開しています。
経営方針
群馬銀行は、地域社会の発展を常に考え行動することを企業理念とし、地域の未来をつむぐ力を持つことをパーパスとしています。このパーパスの実現に向け、2022年4月から「Innovation for“Purpose”」と題した中期経営計画をスタートさせました。この計画では、デジタル戦略の遂行、5つの改革による「つなぐ」力の強化、そしてその力を発揮して未来を「つむぐ」ことを基本方針として掲げています。
同社は、地域経済の持続的発展、地球環境の保全と創造、多様な人材の活躍推進、パートナーシップの推進という4つの重点課題に取り組んでいます。これらの課題に対処するため、金融事業の深掘りと非金融事業領域の探索・事業化・成長を図り、地域の課題解決に資する地域総合グループを目指しています。また、2030年度の温室効果ガス排出量削減目標ネットゼロを達成し、地域の脱炭素化を牽引すること、地域産業の持続的な成長と個人の安定的な資産形成に取り組むこと、事業承継支援や相続関連業務への取り組みを強化することなどを掲げています。
さらに、地域のデジタル化、お客さま接点のデジタル化、行内業務のデジタル化を進め、女性活躍や従業員のWell-beingの実現を目指しています。これらの取り組みを通じて、群馬銀行は地域の未来に貢献し、持続可能な成長を目指しています。