事業内容
イズミは、小売事業、小売周辺事業、およびその他の事業を展開している企業グループです。このグループは、イズミを含む連結子会社15社、関連会社4社、および非連結子会社1社で構成されています。
小売事業では、ショッピングセンター、ゼネラル・マーチャンダイジング・ストア(GMS)、スーパーマーケットなどを通じて、衣料品、住居関連品、食料品などの販売を主体としています。このセグメントには、イズミ、ゆめマート熊本、ゆめマート北九州、ユアーズなどが含まれます。
小売周辺事業は、クレジット取扱業務、店舗施設管理業務、外食など、小売事業を補完する業務を行っています。このセグメントには、ゆめカード、イズミテクノ、イズミ・フード・サービスなどが関連会社として位置づけられています。
その他の事業としては、卸売業や不動産賃貸業があり、ヤマニシや泉不動産などがこのセグメントに含まれます。
イズミグループは、これらの事業を通じて、多岐にわたるニーズに応えるサービスを提供しており、小売業を核としながらも、その周辺事業や他の分野での事業展開により、顧客の生活をサポートしています。
経営方針
イズミは、顧客満足度の向上と企業価値の増大を目指し、地域密着型の経営を推進しています。同社は、地域社会との連携を深め、地域のニーズに応える商品やサービスの提供を通じて、社会貢献を目指しています。具体的には、三世代にわたる幅広い顧客層のニーズに応える商品の品揃え、安心・安全な商品の低価格提供、そして働きがいのある職場環境の実現に取り組んでいます。
中期経営計画では、2024年2月期に営業収益4,766億円、営業利益310億円を目標としています。また、持続的成長のために、「you me MIRAI 宣言」を掲げ、CO2排出量の削減、プラスチック包装の削減、食品ロス・リサイクルの推進など、環境への取り組みを強化しています。
さらに、イズミは、地域から頼りにされる拠点づくり、気候変動への対応、人と地球にやさしい商品の提供、住みやすい街づくり、働きがいのある職場づくりを重点領域としています。これらの取り組みを通じて、広域型ショッピングセンター「ゆめタウン」、近隣型ショッピングセンター「ゆめモール」、食品スーパーマーケット「ゆめマート」の出店を積極的に進め、地域シェアの拡大を図っています。
また、M&A戦略の積極展開により地域ドミナント基盤を強化し、競争優位を実現するとともに、地域経済の発展に貢献しています。店舗作業の効率化やデジタル化の推進により、生産性の向上と従業員の労働環境の改善にも注力しています。
イズミは、これらの成長戦略を通じて、企業価値及び株主価値の増加を目指しています。同社の取り組みは、地域社会への貢献と持続可能な成長を目指す姿勢を示しており、今後の展開が期待されます。