ロイヤルホールディングス【8179】 プライム(内国株式)

外食、コントラクト、ホテル、食品事業を展開し、レストラン「ロイヤルホスト」、天丼「てんや」、ホテル「リッチモンドホテル」、フローズンミール「ロイヤルデリ」等を手掛ける。

ロイヤルホールディングス【8179】 プライム(内国株式)

外食、コントラクト、ホテル、食品事業を展開し、レストラン「ロイヤルホスト」、天丼「てんや」、ホテル「リッチモンドホテル」、フローズンミール「ロイヤルデリ」等を手掛ける。

事業内容

ロイヤルホールディングスとそのグループ企業は、外食事業、コントラクト事業、ホテル事業、食品事業を主軸に事業活動を行っています。外食事業では、子会社のロイヤルフードサービスが「ロイヤルホスト」や「てんや」、「シズラー」、「シェーキーズ」などの飲食店チェーンを展開。これらは、ビアレストランやカフェ、専門店といった多様な業態を含みます。

コントラクト事業では、ロイヤルコントラクトサービスとハイウェイロイヤルが、空港、高速道路のサービスエリア、コンベンション施設などで飲食業態を提供。これらは、立地特性に合わせた多種多様なサービスを展開しています。

ホテル事業においては、アールエヌティーホテルズとケイ・アンド・アール・ホテルデベロップメントが「リッチモンドホテル」を含むホテルチェーンを全国に展開。これにより、宿泊需要に応えるサービスを提供しています。

食品事業では、ロイヤルが主にグループ内の食品製造、購買、物流業務を担当。また、グループ外企業向けの業務食や家庭用フローズンミール「ロイヤルデリ」の製造も手掛けています。

その他の事業としては、双日ロイヤルインフライトケイタリングとジャルロイヤルケータリングが機内食事業を、ロイヤルホールディングス自身が不動産賃貸事業を行っています。これらの事業を通じて、ロイヤルホールディングスグループは多角的なビジネスモデルを構築しています。

経営方針

ロイヤルホールディングスは、1951年の創業以来、「“食”を通じて国民生活の向上に寄与すること」を目標に掲げ、外食事業、コントラクト事業、ホテル事業、食品事業など幅広い分野で事業を展開しています。同社は、新たな中期経営計画を策定し、「時間や場所にとらわれない食とホスピタリティの提供」をビジョンとしています。この計画の下、同社は既存事業の収益性向上と戦略的事業の創造に注力しています。

具体的には、双日株式会社との資本業務提携を活用し、高付加価値商品の提供、テイクアウト・デリバリーの強化、食品事業における商品開発力と生産性の向上を図ります。また、新ライフスタイル型の業態開発、冷凍食品事業の拡大、海外事業の展開などにも力を入れています。さらに、原材料費や光熱費の高騰に対応するため、高付加価値商品の提供や業務効率化などの施策を実施しています。

人材の確保、育成、労働環境の整備を最重要課題と捉え、従業員の処遇改善を含めた人的資本投資により、厳しい経営環境に対応していく方針です。中期経営計画(2022年~2024年)の目標としては、売上高1,360億円、経常利益65億円、EBITDA140億円、EPS80円程度、自己資本比率40%程度、ROE8%以上を掲げています。

ロイヤルホールディングスは、これらの戦略を通じて、長期的かつ安定的な企業価値の向上を目指し、全社一丸となって取り組んでいます。