事業内容
立花エレテック株式会社とそのグループ企業は、FA機器・産業機械・産業デバイス、半導体・電子デバイス及び設備機器の販売を主軸に事業を展開しています。これらの事業に加え、保守・サービス等の付随するサービスも提供しており、国内外において幅広い顧客基盤を持っています。
同社のFAシステム事業では、国内では立花エレテック自身のほか、研電工業株式会社、株式会社大電社、株式会社高木商会が、海外では台湾立花股份有限公司、立花機電貿易(上海)有限公司、タチバナセールス(バンコク)社などが活動しています。
半導体デバイス事業においては、国内で立花エレテック、株式会社立花デバイスコンポーネント、株式会社立花電子ソリューションズが、海外ではタチバナセールス(シンガポール)社や台湾立花股份有限公司などが事業を展開しています。
施設事業は、立花エレテックと株式会社立花宏和システムサービスが国内で担当しており、空調や衛生、給排水の管工事・メンテナンスサービスを提供しています。
その他の事業としては、立花オーバーシーズホールディングス社が海外子会社の統括管理業務を行い、タチバナセールス(香港)社や台湾立花股份有限公司などが半導体や電子デバイス品の販売、技術支援を行っています。
これらの事業を通じて、立花エレテックグループは国内外の多様な市場で事業を展開し、幅広い技術とサービスを提供しています。
経営方針
立花エレテック株式会社は、電機、機械、電子、情報技術を扱う技術商社として、産業界に優れた商品と最新技術を提供し、社会の発展に貢献することを企業理念としています。同社は、FA機器・産業機械・産業デバイス、半導体・電子デバイス及び設備機器の販売を主軸に、保守・サービス等の付随するサービスも提供し、国内外で幅広い顧客基盤を持っています。
中長期経営計画「NEW C.C.J2200」において、同社は「200年企業になるための基盤づくり」を目指しています。この計画では、新型コロナウイルス禍を機に変化する経営環境に対応し、モノからコトへのニーズの変化に応えるため、単品販売ビジネスに加え、システム技術を組み合わせた提案を強化しています。また、OA化と人事制度改革を進め、組織の変革を推進しています。
主要な取り組みとして、FAシステム事業ではシステム、ロボット、3Dプリンターを用いた顧客開拓、半導体デバイス事業では海外協業を含む技術ブラッシュアップ、施設事業ではサービスレベルの均一化による拠点拡大などが挙げられます。さらに、業務プロセスの見直しや自動化によるOA化推進、新人事制度の導入による対応力強化など、体質改善のための基盤強化にも注力しています。
また、サステナビリティへの取り組みも重視しており、「サステナビリティ委員会」を設置し、環境・社会・ガバナンスへの取り組みを強化しています。これらの戦略を通じて、立花エレテックは「安定成長で200年続く企業」を目指し、2,000億円企業への成長を目標に掲げています。