都築電気【8157】 プライム(内国株式)

情報ネットワークソリューションサービス事業では、情報・通信機器の販売、コンサルティング、設計、開発、構築技術の提供、運用・保守サービス、クラウドサービスを手がけ、電子デバイス事業ではデバイスソリューションの提供、受託設計開発を行う。

都築電気【8157】 プライム(内国株式)

情報ネットワークソリューションサービス事業では、情報・通信機器の販売、コンサルティング、設計、開発、構築技術の提供、運用・保守サービス、クラウドサービスを手がけ、電子デバイス事業ではデバイスソリューションの提供、受託設計開発を行う。

事業内容

都築電気は、情報ネットワークソリューションサービス事業と電子デバイス事業の2つの主要なセグメントを持つ企業です。情報ネットワークソリューションサービス事業では、情報ネットワークに関連する多岐にわたるソリューションの提案、構築、そして運用保守サービスを提供しています。このセグメントでは、情報・通信機器の販売、コンサルティング、設計、開発、構築の技術提供、さらには情報・通信機器やソフトウェア等の運用・保守、クラウドサービスの提供などを行っています。主な関係会社には、都築テクノサービス株式会社、株式会社都築ソフトウェア、ツヅキインフォテクノ東日本株式会社、ツヅキインフォテクノ西日本株式会社、株式会社ネクストヴィジョン、株式会社コムデザインがあります。

一方、電子デバイス事業では、デバイスソリューションの提供と受託設計開発を行っています。この事業セグメントでは、技術的な専門知識を活かし、顧客のニーズに応じた電子デバイスのソリューションを提供しています。主な関係会社としては、都築エンベデッドソリューションズ株式会社、都築電産貿易(上海)有限公司、都築電産香港有限公司、TSUZUKI DENSAN SINGAPORE PTE.LTD.が挙げられます。

これらの事業を通じて、都築電気は情報技術と電子デバイスの分野で幅広いサービスとソリューションを提供し、顧客の多様な要求に応えています。

経営方針

都築電気は、情報ネットワークソリューションサービス事業と電子デバイス事業を軸に、革新的な技術とサービスを提供する企業です。同社は、経営理念に「人と知と技術で、可能性に満ちた“余白”を、ともに。」を掲げ、社会的価値と事業的価値の提供を通じて、さらなる成長と豊かな世界の実現を目指しています。

中期経営計画「Innovation2023」では、サービス化による事業構造の変革、データドリブンビジネスの推進、経営基盤の強化を重点施策として取り組み、目標を上回る営業利益とROEの達成を果たしました。これらの成果を踏まえ、同社は長期ビジョン「Growth Navigator」を策定し、2032年の創業100周年に向けて、成長をナビゲートし、共に創り上げる集団への変革を目指しています。このビジョンのもと、営業利益100億円、売上高1,500億円の達成を目標に掲げています。

さらに、中期経営計画「Transformation 2026」を通じて、リソースをシフトし成長事業を軌道に乗せる1stステージと位置づけ、事業戦略、財務戦略、経営基盤強化の施策を実行しています。特に、情報ネットワークソリューションサービス事業では、利益率が高く市場成長も見込める成長領域の強化に注力。電子デバイス事業では、成長性と収益性が見込める商品の拡販と新たなソリューションの創出に挑戦しています。

都築電気は、M&Aや資本業務提携を視野に入れた新技術の取り込みや、人への投資を攻めに転じることで、新領域の拡大に注力。また、ESG視点を強く持ち、社会課題起点のビジネスに挑戦し、社会的インパクトを生み出す企業への成長を目指しています。これらの戦略を通じて、都築電気は持続可能な社会の実現に貢献し、ステークホルダーから選ばれ続ける企業を目指しています。