東邦ホールディングス【8129】 プライム(内国株式)

医薬品卸売、調剤薬局運営、医薬品製造販売、周辺事業を展開、製薬会社からの医薬品仕入れ、保険調剤薬局事業、ジェネリック医薬品製造販売などを手掛ける。

東邦ホールディングス【8129】 プライム(内国株式)

医薬品卸売、調剤薬局運営、医薬品製造販売、周辺事業を展開、製薬会社からの医薬品仕入れ、保険調剤薬局事業、ジェネリック医薬品製造販売などを手掛ける。

事業内容

東邦ホールディングス及びそのグループ企業(東邦ホールディングスとその子会社60社、関連会社11社を含む)は、複数の事業セグメントを展開しています。これらのセグメントは、医薬品卸売事業、調剤薬局事業、医薬品製造販売事業、およびその他周辺事業に大別されます。

医薬品卸売事業では、東邦薬品株式会社、九州東邦株式会社、株式会社セイエル、株式会社幸燿などの連結子会社4社、非連結子会社7社、関連会社2社が、製薬会社から医薬品や医療関連商品を仕入れ、病院や診療所、調剤薬局への販売を行っています。また、調剤薬局事業の子会社28社や関連会社4社への供給も行っており、株式会社東邦システムサービスが基幹システムの業務を、株式会社スクウェア・ワンが不動産賃貸業を担っています。

調剤薬局事業では、連結子会社10社、非連結子会社18社、関連会社4社が保険調剤薬局事業を展開しており、ファーマクラスター株式会社が管理事業を行っています。

医薬品製造販売事業は、共創未来ファーマ株式会社(連結子会社)と関連会社2社が医薬品の製造・販売を手掛けています。共創未来ファーマ株式会社は、ジェネリック医薬品の製造販売及び注射用医薬品の受託製造を行い、主に東邦薬品株式会社に供給しています。

その他周辺事業としては、株式会社東京臨床薬理研究所、株式会社アルフなどの連結子会社5社、非連結子会社12社、関連会社3社が、上記事業に関連する周辺事業を展開しています。これらの事業は、東邦ホールディングスグループの多角的な事業構造を形成し、医薬品関連の幅広いニーズに応えています。

経営方針

東邦ホールディングスは、医療と健康に貢献することを目指し、顧客価値の創造に注力しています。同社は、「全ては健康を願う人々のために」というコーポレートスローガンのもと、独創的なサービス提供を通じて新しい価値を共創し、持続的な成長を目指しています。この成長戦略の一環として、中期経営計画2023-2025「次代を創る」を策定しました。この計画では、医療・健康・介護分野における企業集団として、国民の健康寿命の延伸と持続可能な社会保障制度の構築・維持に貢献することを目標に掲げています。

また、同社はサステナビリティ経営を推進し、環境保全と事業活動の両立、人財活用と育成、ガバナンスの強化、コンプライアンス・リスクマネジメントの最優先事項としての取り組みを進めています。これらの取り組みを通じて、健康を願う人々、顧客、地域社会、株主、社員など全てのステークホルダーから必要とされ、継続して支持される企業集団を目指しています。

医療および医薬品業界の環境変化に対応するため、東邦ホールディングスは、遺伝子治療医薬品や再生医療等製品を含む高額で厳密な管理が必要とされる医薬品の多様性に対応できる営業・物流体制の構築にも注力しています。これにより、非常時においても医療提供体制を維持し、医薬品の安定供給に必要な投資を進めています。

東邦ホールディングスは、医薬品卸売事業、調剤薬局事業、医薬品製造販売事業、およびその他周辺事業を展開しており、これらの事業を通じて医薬品関連の幅広いニーズに応えています。同社の成長戦略は、社会からの継続的な支持を得ることを目指しており、その実現に向けた取り組みを進めています。