グローブライド【7990】 プライム(内国株式)

スポーツ用品の製造・販売、部品販売・修理、福利厚生事業、倉庫荷役業務に従事。

グローブライド【7990】 プライム(内国株式)

スポーツ用品の製造・販売、部品販売・修理、福利厚生事業、倉庫荷役業務に従事。

事業内容

グローブライドは、自社および29の子会社で構成されるグループ企業であり、主にスポーツ用品関連事業を展開しています。グローブライドグループの事業は、地域ごとに異なる特色を持ち、日本、米州、欧州、アジア・オセアニアの4つの主要地域に分けられます。

日本では、グローブライドと㈱フォーティーンが用品の製造及び販売を行い、㈱ワールドスポーツ、ウインザー商事㈱が用品の販売、㈱スポーツライフプラネッツが部品の販売及び用品の修理、那須ダイワ㈱が用品の製造を担当しています。また、㈱デスコは福利厚生事業、㈱ロジスポは倉庫荷役業務を行っています。

米州では、ダイワ・コーポレーションが用品の販売を手掛けています。欧州においては、ダイワ・スポーツ・リミテッドが用品の製造及び販売を行い、ダイワ・フランスS.A.S.、ダイワ・ジャーマニーGmbH、ダイワ・イタリア S.r.l.、ダイワ・ロシアが用品の販売を担当しています。

アジア・オセアニア地域では、ダイワセイコー(タイランド)Co.,リミテッド、ダイワ・ベトナム・リミテッド、ゾンサン・ダイワ・スポーティンググッズ・リミテッド、トンガン・ダイワ・スポーティンググッズ・リミテッドが用品の製造販売を、ダイワ(オーストラリア)Pty.リミテッド、ダイワ・コリア Co.,リミテッド、ダイワ・スポーツ(広州)Co.,リミテッドなどが用品の販売を行っています。

これらの事業を通じて、グローブライドグループは世界各地でスポーツ用品の製造から販売、さらには修理や福利厚生事業まで幅広いサービスを提供しています。

経営方針

グローブライドは、"Feel the earth"をスローガンに掲げ、ライフタイム・スポーツ・カンパニーとして、自然とスポーツを愛する世界中の人々に貢献しています。同社は、2022年度から2025年度にかけての「新・中期経営計画2025」を発表し、2025年度の売上高1,500億円、営業利益145億円を目標に掲げています。これは、2021年度比で売上高24%増、営業利益17%増を目指すものです。また、1株当たり配当金は90円を予定しており、これは前年比40円の増配を意味します。

同社グループは、フィッシング事業を主力とし、革新的な「ダイワ・テクノロジー」の開発・製品展開を通じて、フィッシング市場を牽引しています。また、ゴルフ事業では、スタイリッシュで上質なゴルフ体験を提案し、スポーツ事業では、ラケットスポーツやサイクルスポーツにおいて、革新的テクノロジーとブランディングの最適化に取り組んでいます。

経営戦略の柱として、市場優位性の追求、国内市場の活性化と健全化、海外市場の攻略、そしてサステナビリティへの取り組みを設定しています。これらの施策を通じて、市場の要請に応える独自の事業基盤を構築し、国内外でのブランド価値の向上を目指しています。また、カーボンニュートラルを目指す脱炭素経営の推進や、サステナブルな製品・サービスづくりにも注力し、「人と地球が共に生きる持続可能な社会づくり」に貢献していく方針です。

グローブライドは、これらの戦略を通じて、厳しい経営環境下でも「攻めの経営」を堅持し、持続的な成長を目指しています。