ミロク【7983】 スタンダード(内国株式)

猟銃の製造販売、深穴加工機の製造販売、自動車用ハンドル、IT/IoT/AI製品、木工商品の仕入れ販売を展開。

ミロク【7983】 スタンダード(内国株式)

猟銃の製造販売、深穴加工機の製造販売、自動車用ハンドル、IT/IoT/AI製品、木工商品の仕入れ販売を展開。

事業内容

ミロクグループは、ミロク株式会社およびその子会社(株式会社ミロク製作所、株式会社南国ミロク、株式会社ミロク工芸、ミロク機械株式会社、MIROKU MACHINE TOOL, INC.、株式会社ミロクリエ)と関連会社(株式会社ミロクテクノウッド、株式会社特殊製鋼所、株式会社ミロク興産)で構成されています。同社グループは、猟銃事業、工作機械事業、およびその他の事業を展開しており、これらのセグメントにおける製造、仕入れ、販売を主な事業内容としています。

猟銃事業では、株式会社ミロク製作所、株式会社南国ミロク、株式会社ミロク工芸が猟銃の製造及び販売を手掛けています。工作機械事業においては、ミロク機械株式会社とMIROKU MACHINE TOOL, INC.が深穴加工機などの製造、加工、販売を行っています。その他の事業としては、自動車用ハンドルの仕入れ及び販売、IT/IoT/AI関連製品の開発及び販売、木工商品の仕入れ及び販売などがあり、これらは株式会社ミロク製作所、株式会社ミロクリエ、株式会社ミロクテクノウッドが担当しています。

ミロクグループは、これらの多岐にわたる事業を通じて、幅広い分野での事業活動を展開しており、純粋持株会社としてグループ全体の経営を統轄しています。

経営方針

ミロクグループは、猟銃事業、工作機械事業、およびその他の事業を展開する多角的な企業体です。同社は、2018年度から長期ビジョンとして「主力三事業の強みを活かし、向上させ、かつ新たな事業を創出することで盤石の経営基盤を築き、成長し続ける企業グループを目指す」という方針を掲げています。このビジョンの実現に向け、「2024中期経営計画」を策定し、生産性の向上、大型投資に耐え得る企業体質の確立、各事業間の相乗効果の追求、人財育成を基本方針としています。

猟銃事業では、ブローニンググループとの市場占有率拡大戦略に沿って、年間19万丁の生産体制構築を目指し、新製品の市場投入や生産性の向上を通じて事業の成長を図ります。工作機械事業では、深穴明けのニッチ市場における総合メーカーとしての地位を強化し、事業拡大を目指します。その他の事業では、自動車関連事業の主力製品のシフトや新素材の開発に注力し、業績向上を図ります。

また、サステナビリティへの取り組みとして、2023年度末にサステナビリティ委員会を発足させ、人的資本を中心に戦略の策定を開始しました。これにより、持続可能なグループ企業の基盤を強化しています。

ミロクグループは、これらの成長戦略を通じて、中長期的な視点から利益向上を目指し、持続可能な成長を追求しています。同社の経営方針は、「誠実と正直こそ信頼への近道」という基本理念のもと、顧客、従業員、パートナー企業、地域社会、株主との強い信頼関係の構築に努めています。