東リ【7971】 スタンダード(内国株式)

インテリア製品の製造、カーテン企画縫製、内装材メンテナンス、インテリア商材仕入販売、内装工事を展開。

東リ【7971】 スタンダード(内国株式)

インテリア製品の製造、カーテン企画縫製、内装材メンテナンス、インテリア商材仕入販売、内装工事を展開。

事業内容

東リグループは、東リを中心に子会社16社及び関連会社1社の計18社で構成されており、主に2つの事業セグメントに分かれています。第一のセグメントは「プロダクト事業」で、これにはインテリア製品の製造とその他関連事業が含まれます。具体的には、ビニル床タイルやビニル床シートなどの塩ビ床材製品を広化東リフロア株式会社や江蘇長隆装飾材料科技有限公司で製造しています。また、滋賀東リ株式会社や岐阜東リ株式会社ではカーペットを、山天東リ株式会社では壁装材を製造しています。さらに、株式会社東リインテリア企画ではカーテンの企画及び縫製を、東リオフロケ株式会社(2023年4月1日付で東リインテリアサービス株式会社に商号変更)ではタイルカーペットの洗浄を中心とした内装材のメンテナンスを手掛けています。東リ物流株式会社は、グループ製品の在庫管理と配送業務を担当しています。

第二のセグメントは「インテリア卸及び工事事業」で、関係会社6社がインテリア関連商材の仕入販売及び内装工事等を行っています。リック株式会社、株式会社キロニー、北海道東リ株式会社は、インテリア関連商材の仕入販売を主に行い、株式会社テクノカメイは内装工事を専門としています。また、東璃(上海)貿易有限公司は、中国で東リブランド製品の仕入販売を行っています。これらの事業を通じて、東リグループはインテリア業界における幅広いニーズに応える製品とサービスを提供しています。

経営方針

東リグループは、長期ビジョン「TOLI VISION 2030」を掲げ、中期経営計画「SHINKA Plus ONE」を推進しています。この計画では、経済的価値の拡大と持続可能な社会の実現に向けた社会的価値の拡大を目指し、企業価値の最大化を追求しています。具体的には、5つの重点戦略と11の取り組みテーマを設定し、それぞれの実現に向けた施策を進めています。

重点戦略には、コア事業の強靭化、伸びしろ事業の成長拡大、第5事業の創造、グループ横断機能の強化、成長を支える経営基盤の構築が含まれます。これらの戦略を通じて、東リグループは「モノづくり力」の強化、「企画・提案力」の強化、「販売力」の強化を目指します。また、グローバル事業の質的量的拡大、BtoBおよびBtoC事業の開拓にも注力しています。

さらに、社会的課題の解決と事業活動の一体化、デジタルコミュニケーションの推進強化、人と組織の活性化などに取り組み、企業価値を高めています。これらの戦略と取り組みは、経済的価値と社会的価値の両立を目指し、持続可能な社会の実現に貢献することを目的としています。

東リグループは、これらの成長戦略を通じて、インテリア業界におけるリーダーとしての地位をさらに強化し、長期的な企業価値の向上を目指しています。