事業内容
六甲バターは、チーズ、ナッツ、チョコレートの3つの主要な事業セグメントを持つ企業です。同社は、特にチーズの製造販売に力を入れており、その大部分を自社で製造しています。一部のチーズ製品は、デイリー・プロダクツ・ソリューション株式会社を含む外部の加工業者に製造を委託し、六甲バターが販売を担当しています。ナッツ製品に関しては、全て外部の加工業者に製造を委託し、同社が販売を行っています。
チョコレート事業では、スイスのリンツ&シュプルングリー社から直接輸入した高品質のチョコレートを、六甲バターが日本国内で販売しています。これにより、同社は国際的な味覚を日本市場に提供しています。
また、チーズやナッツ等の製品販売における債権回収業務は、主要株主である三菱商事株式会社に委託しています。これにより、六甲バターは販売から回収までのプロセスを効率化し、事業運営の安定性を高めています。
六甲バターは、これらの事業セグメントを通じて、多様な食品市場において独自の地位を築いています。同社の製品は、品質の高さと独自性で消費者に支持されており、食品業界における同社の成長と発展に貢献しています。
経営方針
六甲バターは、健康で明るく楽しい食文化の提供を目指し、開発先導型活力企業と高収益安定企業を目標に掲げています。同社は、時代の変化を見越した製品開発に挑戦し、新しい価値の創造を目指しています。また、アメーバ経営を推進し、組織ごとに採算向上に取り組むことで、経営感覚を持つ人材を育成しています。
経営環境の厳しさが予想される中、六甲バターは原価上昇に対応した適正価格化を進め、消費者ニーズの変化に応える商品力の強化に努めています。食の安全・安心を最優先に考え、新しい事業の開拓や海外販売の拡大、業務効率化を推進しています。
さらに、プライム市場上場を目指し、コーポレート・ガバナンスの強化と生産能力・効率の向上に取り組んでいます。神戸工場を基幹工場として全生産ラインの安定稼働を目指し、SDGs活動にも引き続き取り組んでいます。
これらの戦略は、チーズ、ナッツ、チョコレートの3つの主要事業セグメントを通じて展開されています。特にチーズ製造販売に力を入れ、高品質のチョコレートを輸入販売することで、国際的な味覚を日本市場に提供しています。また、事業運営の効率化と安定性向上のため、債権回収業務を三菱商事株式会社に委託しています。
六甲バターは、これらの成長戦略を通じて、食品業界における独自の地位を築き、品質と独自性で消費者からの支持を得ています。