事業内容
サンメッセとそのグループ会社は、印刷事業とイベント事業の二つの主要なセグメントで事業を展開しています。印刷事業では、サンメッセ及びそのタイの子会社であるSun Messe(Thailand)Co.,Ltd.が、一般商業印刷物から包装印刷物、出版印刷物に至るまで幅広い製品を提供しています。これには会社案内、入社・入学案内、社内報、統合報告書、CSRレポート、製品カタログ、ポスター、カレンダー、ダイレクトメール、パッケージ、包装紙、取扱説明書、社史、記念誌などが含まれます。また、デジタル関連サービスとして、インターネット上のホームページ制作、デジタルアーカイブ、データプリントサービス(DPS)、プリントオンデマンド(POD)も手掛けています。
一方、イベント事業は日本イベント企画株式会社が担当しており、各種イベントの企画から運営までを行っています。サンメッセグループはこれらの事業を通じて、印刷とイベントの分野で多様なニーズに応えるサービスを提供しています。
経営方針
サンメッセは、革新、法令順守、環境を経営の三本柱とし、お客様を第一に考える経営理念のもと、積極経営、イノベーション経営、コンプライアンス経営、環境経営、人間尊重企業を基本方針としています。同社は、生産性の向上と経費削減を通じて営業利益率と自己資本当期純利益率(ROE)の向上を目指し、企業価値の増大に努めています。
経営環境の変化に対応するため、サンメッセは「Challenge for Change 2025 ~変革への挑戦~」をスローガンに掲げ、事業成長と企業価値向上を目指しています。このスローガンの下、2023年度は「変わる、変える。」をテーマに、新たなビジネスの創造や仕組みの変革に挑戦しています。また、サステナビリティ経営にも注力し、地球環境と社会の持続的発展を目指しています。
サンメッセは、印刷業界の厳しい環境下で、商業印刷のみに依存しない新たな価値提供に向けたアクションを加速しています。これには、情報セキュリティ事業、パッケージ事業、情報コミュニケーション事業、BPO事業への戦略的重点投資が含まれます。同社は、これらの取り組みを通じて、印刷に偏らないお客様の課題解決をサポートし、新しいビジネスモデルの創出を目指しています。
さらに、サンメッセはSDGs宣言を行い、サステナビリティ経営を推進しています。これには、カーボンニュートラル宣言や、サンメッセ社会価値共創事業モデル「SSIG」の運営などが含まれます。これらの取り組みを通じて、サンメッセは、持続可能な社会の実現に貢献し、100周年を迎える2035年に向けて、社会に選ばれる企業であり続けることを目指しています。