事業内容
エイベックスグループは、音楽、アニメ・映像、デジタル、海外事業の4つの主要セグメントで構成されています。音楽事業では、音楽コンテンツの企画・制作・販売、音楽配信、音楽出版、アーティスト・タレント・クリエイターのマネジメント、マーチャンダイジング、コンサート・イベントの企画・制作・運営・チケット販売及びECサイトの企画・開発・運営を行っています。このセグメントには、エイベックス・エンタテインメント株式会社やエイベックス・マネジメント株式会社などが含まれます。
アニメ・映像事業では、アニメ・映像コンテンツの企画・制作・販売及び映画配給を手掛けており、エイベックス・ピクチャーズ株式会社や株式会社アニメタイムズ社などがこのセグメントに属しています。
デジタル事業は、ファンクラブ運営及びデジタルコンテンツの企画・制作・販売・配信を行っており、エイベックス・デジタル株式会社やエイベックス・テクノロジーズ株式会社が含まれます。
海外事業では、エンタテインメントコンテンツの企画・制作・流通を世界各国で展開しており、Avex Asia Pte.Ltd.やAvex USA Inc.などがこのセグメントに該当します。
また、「その他」のカテゴリーでは、音声合成コンテンツの企画・制作・開発・流通を行っており、コエステ株式会社がこれに当たります。これらの事業を通じて、エイベックスグループは幅広いエンタテインメント分野で事業を展開しています。
特集記事
経営方針
エイベックスは、独自の中期経営計画「avex vision 2027」を通じて、エンタテインメント業界における革新的な挑戦を推進しています。同社は、「Really! Mad+Pure」というタグラインのもと、従来の常識に囚われない新たな試みを続け、企業理念「エンタテインメントの可能性に挑み続ける。人が持つ無限のクリエイティビティを信じ、多様な才能と共に世界に感動を届け、豊かな未来を創造する」というビジョンを掲げています。
経営数値目標として、2025年3月期に営業利益60億円、ROE7%、2027年3月期には営業利益150億円、ROE15%の達成を目指しています。これを実現するため、エイベックスは音楽、アニメ・映像、デジタルの各事業領域において、IP(知的財産権)の発掘・育成に重点を置いた戦略を展開。これらの事業間でのシナジーを促進し、IPのマネタイズを多角的に進めることで、事業拡大と企業価値の向上を目指しています。
また、エイベックスは、デジタル・ネットワークの構築による収益最大化、グローバル展開の促進、人材育成の強化、企業風土の醸成、ガバナンス体制の強化、サステナビリティ経営の推進など、7つの重点課題に取り組んでいます。これらの施策を通じて、更なる業績向上と持続可能な企業価値の創出を目指しています。
エイベックスは、音楽、アニメ・映像、デジタル、海外事業を核として、幅広いエンタテインメント分野での事業展開を進めており、これらの事業を通じて、世界中に新たな感動を届け、豊かな未来を創造することを目標にしています。