事業内容
カワセコンピュータサプライは、ビジネスフォーム事業と情報処理事業の二つの主要なセグメントを持つ企業です。ビジネスフォーム事業では、帳票デザインから製版、印刷、加工までの生産工程を一貫して自社内で行っています。これにより、顧客のニーズに応じた高品質なビジネスフォームの提供が可能となっています。
一方、情報処理事業では、システム開発を通じたデータ編集・加工から始まり、インクジェット高速プリンタやフルカラーオンデマンド機を用いたデータ印字・印刷のアウトソーシング受託を行っています。さらに、印字・印刷物の製本加工や封入封緘、発送業務などのメーリング業務にも対応。また、ソフトアプリケーションの開発やクラウドビジネスへの取り組みも展開しており、幅広い情報処理サービスを提供しています。
カワセコンピュータサプライは、これらの事業を通じて、顧客の多様なニーズに応えるサービスを提供し続けています。ビジネスフォームの製造販売から情報処理サービスまで、一貫したサービス提供により、顧客企業のビジネスをサポートしているのが同社の特徴です。
経営方針
カワセコンピュータサプライは、ビジネスフォームと情報処理事業を核として、顧客第一主義を掲げ、高品質な製品・サービスの提供に努めています。同社は、オンデマンドサービスの供給を通じて、顧客企業の顧客創造と拡大に貢献し、利益創造を目指しています。経営指標としては、自己資本比率70%以上、流動比率200%以上を目標に掲げており、安定した企業運営を目指しています。
中長期的な経営戦略として、カワセコンピュータサプライは、新規案件の取り込みや価格改定活動に注力し、生産性の向上を図ることで利益確保を目指しています。また、情報処理事業に一層傾斜させた展開を進め、クロスメディア企業としてのポジションを築くことをビジョンとしています。これにより、紙、電子、デザインQR・ARなどを用いた多様な情報発信を可能とし、社会のコミュニケーション創りに貢献することを目指しています。
具体的な取り組みとしては、情報処理に特化した営業体制の構築、首都圏における新規開拓と既存顧客の深耕強化、情報セキュリティ体制と生産体制の強化、そしてビジョン実現のための必要な投資を行っています。これらの戦略を通じて、カワセコンピュータサプライは、ビジネスフォーム事業の縮小傾向と情報処理分野のニーズ増加に対応し、競争激化する市場での立ち位置を確固たるものにしていく方針です。