長野計器【7715】 プライム(内国株式)

圧力計、圧力センサ、計測制御機器、ダイカスト製品の製造販売を行う、多岐にわたる事業展開をしています。

長野計器【7715】 プライム(内国株式)

圧力計、圧力センサ、計測制御機器、ダイカスト製品の製造販売を行う、多岐にわたる事業展開をしています。

事業内容

長野計器グループは、長野計器を中心に子会社34社、関連会社10社で構成されており、幅広い事業セグメントを展開しています。主な事業内容は、圧力計、圧力センサ、計測制御機器、ダイカスト製品の製造販売であり、これらに付随する事業や応用製品の製造販売も手がけています。

圧力計セグメントでは、長野計器自身のほか、㈱長野汎用計器製作所、㈱ナガノ、㈱ナガノ計装、ヨシトミ・マーシン㈱など国内外の多数の企業が製造・販売を行っています。また、Ashcroft-Nagano Keiki Holdings, Inc.やその他のAshcroft関連企業もこのセグメントに含まれます。

圧力センサセグメントも、長野計器と㈱ナガノ計装をはじめ、Ashcroft-Nagano Keiki Holdings, Inc.やAshcroft Inc.など、国内外の複数の企業が製造・販売に携わっています。

計測制御機器セグメントでは、長野計器のほか、㈱ニューエラー、㈱フクダ、㈱双葉測器製作所などが製造・販売を行い、長野福田(天津)儀器儀表有限公司やFUKUDA USA Inc.など、海外の企業もこのセグメントに含まれます。

ダイカストセグメントでは、㈱中村金型製作所、㈱サンキャスト、㈱ヤハタなどがダイカスト製品の製造・販売を担当しています。

その他の事業としては、不動産賃貸や不動産賃貸管理、自動車用電装品の製造・販売などがあり、長野計器自身や㈱エポックナガノ、㈱ニューエラー、New-Era International Co., Ltd.などがこれらの事業を展開しています。

これらの事業セグメントを通じて、長野計器グループは多岐にわたる製品とサービスを提供し、幅広い産業分野に貢献しています。

経営方針

長野計器グループは、圧力計測・制御分野でのリーディングカンパニーとして、社会貢献を継続することを基本方針としています。同社は、「一芸を極めて世界に挑戦」の企業理念のもと、「安全・安心・信頼」を提供する製品を通じて、グローバルな展開を目指しています。

第2次中期経営計画(2023年度~2025年度)では、事業構造の改革フェーズと位置づけ、社会的課題への貢献と企業価値向上を目指しています。業績目標として、2025年度に売上高753億円、営業利益率12.9%、株主資本利益率(ROE)10%以上の確保を掲げています。

成長戦略として、既存事業の競争力強化、グローバル戦略の強化、新たな事業領域の拡大、経営基盤の強化を挙げています。具体的には、製品の事業採算性向上、迅速な製品開発、グローバル市場でのブランド確立、独創技術による事業領域拡大などを推進します。また、サステナビリティ・ESG経営を推進し、環境・社会・ガバナンスの社会課題に取り組むことで、企業価値の向上を図ります。

これらの戦略を通じて、長野計器グループは、厳しい事業環境の中でも中長期的に企業価値を向上させ、持続可能な成長を目指しています。