事業内容
ダイトロンは、電子機器及び部品、製造装置、およびその他のエレクトロニクス製品の販売、製造、輸出入を主な事業としている企業です。同社は、M&Sカンパニー、D&Pカンパニー、海外事業本部、および連結子会社10社(うち海外9社)から構成されています。
国内販売事業セグメントでは、M&Sカンパニーが電子機器及び部品、製造装置を国内外のメーカーや国内製造事業セグメントから仕入れ、国内の顧客や子会社に販売しています。国内製造事業セグメントでは、D&Pカンパニーが製造装置(光デバイス製造装置、フラットパネルディスプレイ製造装置など)の開発・製造・販売と、電子機器及び部品(ハーネス、耐水圧コネクタなど)の設計・製作・販売を行っています。また、ダイトテック株式会社は電子機器及び部品の組立加工を手掛けています。
海外事業セグメントでは、海外子会社9社を通じて、北米、マレーシア、東南アジア、香港、中国華南、中国、韓国、タイ、台湾、シンガポールなどの市場で電子機器及び部品、製造装置の販売、調達、輸出入を行っています。これらの活動は、ダイトロンのグローバルな事業展開を支える重要な要素です。
ダイトロンは、電子機器及び部品、製造装置の分野で幅広い製品とサービスを提供し、国内外の市場で事業を展開しています。同社の事業活動は、技術の進歩と市場の需要に応えることを目指しています。
経営方針
ダイトロンは、電子機器及び部品、製造装置の販売、製造、輸出入を主事業とする企業であり、国内外の市場で幅広い製品とサービスを提供しています。同社は、「ダイトロン・スピリッツ」と称する経営理念のもと、株主、顧客、仕入先、従業員の満足を重視し、法令遵守や社会貢献を基本姿勢としています。また、「製販融合路線」によるエレクトロニクス業界での技術立社としてのプレゼンスを目指しています。
中期経営計画では、2021年から2023年を対象期間とする「第10次中期経営計画」を策定し、事業構造の変革やグループ総合力の最大化を推進しています。長期ビジョン「Creator for the NEXT」のもと、グローバル市場での成長を目指し、国内ビジネスの補強、海外事業の成長推進、生産体制の強化、オリジナル製品ビジネスの強化、新規ビジネスの推進、事業サポート機能の改革推進を事業戦略として掲げています。
特に、海外事業の成長に注力し、中国や東南アジア市場での電子商材関連の拡充や、欧米での電子ビジネスの拡充を進めています。また、新規ビジネスの創出にも力を入れ、車載用電池やソフトウェアのプロジェクトを発足させています。
ダイトロンは、エレクトロニクス業界の技術進歩や市場の高度化・複雑化に対応し、グローバルな視点で成長が期待される市場に注力することで、安定的な成長と収益性の向上を目指しています。同社の事業戦略は、技術の進歩と市場の需要に応え、グローバル市場で新たな価値を提供することに焦点を当てています。