事業内容
ユナイテッドアローズは、紳士服・婦人服などの衣料品及び関連商品の企画・販売を行う事業を展開しています。同社グループは、ユナイテッドアローズ本体のほか、連結子会社に株式会社コーエン、台湾聯合艾諾股份有限公司、悠艾(上海)商貿有限公司、そして関連会社にCHROME HEARTS JP合同会社を含む5社で構成されています。
ユナイテッドアローズは、「ユナイテッドアローズ」「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」の3つの主力事業を中心に、多様な顧客のニーズに応えるための小型ストアブランドやアウトレットを展開。2023年3月末時点での店舗数は215店舗に上ります。
株式会社コーエンは、衣料品および身の回り品の小売を業務とし、リラックス感のあるカジュアルウェアブランドを提供。台湾聯合艾諾股份有限公司は台湾での衣料品小売を、悠艾(上海)商貿有限公司は中国での衣料品小売をそれぞれ担当しています。
CHROME HEARTS JP合同会社は、CHROME HEARTSブランドの銀製装飾品や皮革製ウェアの小売を行っており、ライフスタイルブランドとして幅広い商品を展開しています。
ユナイテッドアローズは、トレンドマーケット向けには高単価のブランドを、ミッド・トレンドマーケット向けには比較的手頃な価格帯のブランドを展開し、幅広い顧客層に対応しています。また、台湾聯合艾諾股份有限公司では、ユナイテッドアローズの各種ブランドを展開しており、グローバルな事業展開を進めています。
特集記事
経営方針
ユナイテッドアローズは、創業以来「日本の生活文化のスタンダードを創造することで社会に貢献する」という経営理念のもと、多様なステークホルダーの価値を高めることを使命としています。同社は、お客様、従業員、取引先、社会、株主の「5つの価値創造」を経営の中心に置き、サステナビリティ課題への取り組みを積極的に進めています。具体的には、「サプライチェーン」「資源」「コミュニティ」「人材」「ガバナンス」の5つのテーマに基づき、サーキュラリティ、カーボンニュートラル、ヒューマニティといった分野で2031年3月期を目標年度とした数値目標を設定し、その達成に向けた取り組みを推進しています。
2033年3月期を最終年度とする長期ビジョンでは、「美しい会社ユナイテッドアローズ、真善美を追求し続けることでサステナブルな社会の実現に貢献し、お客様に愛され続ける高付加価値提供グループになる」という目標を掲げています。これを実現するため、ファッションを中心とした既存ドメインの成長拡大に加え、非アパレル領域への進出も検討し、業容と顧客層の拡大を目指しています。
中期経営計画では、2026年3月期を最終年度とし、「感動提供 お客様と深く広く繋がる」をテーマに、OMO(Online Merges with Offline)の取り組みを軸に、既存のお客様との関係性を深めるとともに、新たな事業開発を進めています。この計画は、UA CREATIVITY戦略、UA MULTI戦略、UA DIGITAL戦略の3つの戦略で構成され、既存事業の成長拡大、ブランド力の強化、グローバル拡大、企業運営の効率化などを目指しています。
ユナイテッドアローズは、これらの戦略を通じて、持続可能な社会の実現に貢献し、お客様に愛され続ける企業を目指しています。