高速【7504】 プライム(内国株式)

食品軽包装資材、工業包装資材の製造販売、印刷紙器、シール、ラベルの企画デザイン、茶関連包装資材、物流資材、合成樹脂製品、段ボールの製造販売。

高速【7504】 プライム(内国株式)

食品軽包装資材、工業包装資材の製造販売、印刷紙器、シール、ラベルの企画デザイン、茶関連包装資材、物流資材、合成樹脂製品、段ボールの製造販売。

事業内容

高速株式会社(以下、高速)とそのグループ企業は、食品軽包装資材及び工業包装資材の製造販売を主軸とする事業を展開しています。2023年3月31日現在、高速は連結子会社5社及び非連結子会社1社を有しており、包装資材等製造販売事業を中心に事業を行っています。

高速シーパック株式会社は、高速が100%所有する連結子会社で、菓子箱等の印刷紙器、シール、ラベル、チラシの製造販売並びに企画、デザインを手掛けています。株式会社清和も同様に高速が100%所有する連結子会社で、茶関連包装資材の製造販売を行っており、具体的には茶袋、包装紙、紙器の製造及び販売をしています。

日本コンテック株式会社は物流資材や機材等の販売を行っており、高速が100%所有する連結子会社です。この会社はコンテナー、パレット、かご車、鉄製魚函等の販売を手掛けています。プラス包装システム株式会社も高速の100%所有下にあり、合成樹脂製品等の製造販売を行っており、ポリ袋等の製造、販売をしています。

最後に、常磐パッケージ株式会社は段ボール等の製造、販売を行う高速の連結子会社で、段ボール、緩衝材等の製造、販売を担当しています。

これらの企業群により、高速グループは食品から工業用まで幅広い包装資材の製造販売を通じて、多様な市場ニーズに応える事業展開をしています。

経営方針

高速株式会社(以下、高速)は、食品軽包装資材及び工業包装資材の製造販売を主軸に、連結子会社5社及び非連結子会社1社を有する事業体です。同社は、2018年4月からスタートした中長期計画のもと、「包装を通して、すべてのステークホルダーに『高速ファン』を増やし、社会にとって有用な『グッドカンパニー』を目指す」という長期経営ビジョンを掲げています。このビジョンの実現に向け、マーケットの新規開拓や深耕活動、信頼されるサービスの提供による顧客満足度の向上、新商品の拡販や共同製品開発、企業価値・株主価値の向上、ESG経営の推進、従業員満足度の向上など、幅広い取り組みを進めています。

2025年度までの中期経営計画では、既存ビジネスの成長に加え、+αの取り組みによる売上・利益のさらなる積み上げを目指しています。具体的には、本部・営業支援部門の強化、DXによる業務改善・事務改善活動の推進、人材育成・働き方改革の推進、新ビジネス・新商品開発への挑戦、新規顧客の開拓・深耕活動の徹底、高速グループシナジー効果の発揮などが挙げられます。

高速は、これらの戦略を通じて、2025年度に創業60周年を迎えるにあたり、売上高1,000億円、経常利益40億円の達成を目標に掲げています。また、配当に関しても、22期連続増配に向けた努力を続けています。これらの取り組みは、高速が目指す「グッドカンパニー」への道のりを示しており、同社の成長戦略の核心をなしています。