東邦レマック【7422】 スタンダード(内国株式)

靴の企画・販売(卸売)と自社サイトでのEC販売(小売)を手がけるシューズ事業を展開。

東邦レマック【7422】 スタンダード(内国株式)

靴の企画・販売(卸売)と自社サイトでのEC販売(小売)を手がけるシューズ事業を展開。

事業内容

東邦レマックは、シューズ事業を主軸として展開しています。この事業セグメントは、卸売と小売の二つの主要な活動に分かれています。具体的には、靴の企画から販売までを手掛ける卸売業務と、自社サイトを通じたECでの販売、すなわち小売業務を行っています。東邦レマックは、これらの活動を通じて、消費者のニーズに応える多様な靴を提供しています。

卸売業務では、靴の企画から販売までを一手に担い、小売業者や他のビジネスクライアントへの供給を行っています。一方、小売業務では、自社サイトを利用した直接販売を通じて、エンドユーザーに対して製品を提供しています。このように、東邦レマックは、卸売と小売の両方向けにサービスを展開し、シューズ市場における需要を捉えています。

事業の系統図を見ると、東邦レマックの事業構造が一目で理解できます。この図は、同社がどのようにして靴の企画から販売に至るまでのプロセスを管理し、最終的に消費者に製品を届けているかを示しています。この事業モデルにより、東邦レマックは、効率的かつ効果的に市場ニーズに応えることが可能となっています。

経営方針

東邦レマックは、不透明な経営環境の中で、持続可能な成長を目指しています。同社は、働き方改革、人口減少、エネルギー価格の高騰、国際情勢の不安定化など、多くの課題に直面しています。これらの課題に対応するため、同社は「創造・開拓・奉仕」の経営理念に基づき、商品戦略、営業戦略、そして継続企業の前提に関する重要事象への取り組みを進めています。

商品戦略では、ライフスタイルの変化やファッションの多様化に対応するため、革新的な商品開発に注力しています。また、環境に優しい素材の使用やリサイクル可能な資材の積極的な採用を推進しています。営業戦略においては、お客様の潜在的なニーズを予測し、価値ある商品やサービスをタイムリーに提供することに重点を置いています。マーケティングの強化や商品回転率の向上、異業種へのアプローチを通じて、新たな市場の創造に努めています。

さらに、同社は「レマックリバイバルプラン」を推進しています。このプランでは、オリジナルブランドの絞り込みと強化、発注管理の徹底による在庫削減、品質管理体制の見直し、働き方改革による生産性向上など、全社員の意識改革を図りながら、経営の健全化を目指しています。

財務目標としては、2024年度までの新中期3ヶ年計画において、売上高64億5百万円、営業利益1億円、経常利益1億59百万円を最終目標として掲げています。自己資本比率55.0%を目指し、経営の安定化を図っています。

東邦レマックは、これらの戦略を通じて、厳しい経営環境の中でも持続可能な成長を目指しており、シューズ市場における競争力の強化を図っています。