村上開明堂【7292】 スタンダード(内国株式)

自動車用バックミラー、ファインガラスの製造販売、人材派遣、樹脂製品卸販売、一般貨物自動車運送事業、金型製造販売など多岐にわたる事業を展開。

村上開明堂【7292】 スタンダード(内国株式)

自動車用バックミラー、ファインガラスの製造販売、人材派遣、樹脂製品卸販売、一般貨物自動車運送事業、金型製造販売など多岐にわたる事業を展開。

事業内容

村上開明堂グループは、村上開明堂を中心に18の子会社で構成されており、主に日本、アジア、北米で事業を展開しています。同社グループの事業内容は、自動車用バックミラーの製造販売が中心であり、日本とアジアではファインガラスの製造販売も手掛けています。また、北米では自動車用バックミラーの製造販売に特化しています。

同社グループの子会社には、村上開明堂九州や村上開明堂化成などがあり、それぞれが特定の製品やサービスを提供しています。例えば、村上開明堂九州はバックミラーの製造販売を、村上開明堂化成は樹脂製品の卸販売を行っています。さらに、同社グループには、人材派遣や一般貨物自動車運送事業を手掛ける子会社もあります。

海外では、Murakami Manufacturing U.S.A. Inc.やMurakami Manufacturing Mexico, S.A. de C.V.などがバックミラーの製造販売を行っており、アジアでは嘉興村上汽車配件有限公司や佛山村上汽車配件有限公司などが同様の事業を展開しています。また、Murakami Germany GmbHは欧州での事業展開のためのマーケット調査及び分析を行っています。

このように、村上開明堂グループは自動車用バックミラーを中心に、多岐にわたる製品とサービスを提供しており、国内外で幅広い事業を展開しています。

経営方針

村上開明堂グループは、自動車用バックミラーやヘッドアップディスプレイ用ミラーを中心に、安全視認技術を通じて社会の安全・安心・快適な実現に貢献しています。同社は、持続的成長を目指し、新たな事業領域の開拓や事業の多軸化に積極的に取り組んでいます。また、健康・信頼・親和を社是とし、ステークホルダーとの信頼関係を築きながら、社会的責任を果たすことにも注力しています。

経営上の目標達成状況は、売上高、営業利益、経常利益を指標としています。不安定な経済環境の中、自動車業界の変化に対応するため、ミラーシステム事業やオプトロニクス事業において、設計・生産技術の改革やDX・IT技術の活用による生産性向上を推進しています。これにより、収益力の向上と市場地位の確立を目指しています。

2022年4月には、村上開明堂東日本を連結子会社化し、生産性向上や営業活動の活発化を通じて、ミラーシステム事業の収益基盤強化を図っています。さらに、車載分野及び非車載分野での高付加価値新製品や新規事業の創出に向け、商品企画機能の強化や外部技術の活用、他社との協業・提携による投資を行い、早期実現を果たすことで持続的成長を目指しています。

経営基盤の強化においては、DXの推進、気候変動への対応、コンプライアンス強化、人財育成や働き方改革を通じて、従業員が能力を最大限に発揮し、いきいきと働く企業を目指しています。これらの戦略を通じて、村上開明堂グループは国内外での事業展開を強化し、将来にわたる成長を追求しています。