事業内容
ハイレックスコーポレーションとそのグループ企業(52の子会社および5の関連会社を含む)は、幅広い事業セグメントを展開しています。主要な事業内容は、二輪・四輪車、産業機器、住宅機器、船舶用の遠隔操作コントロールケーブルおよび四輪車用ウインドレギュレータとその付属品の製造と販売です。これらの製品の生産に必要な専用機の開発、製造、販売も手掛けています。設計と研究開発は、ハイレックスコーポレーションが中心となって行い、子会社や関連会社の統括機能も有しています。
日本国内では、出石ケーブル株式会社や株式会社ハイレックス関東などが製品の製造を行っており、但馬ティエスケイ株式会社はハイレックスコーポレーション及び海外グループ会社向けの部品製造を担当しています。また、株式会社サンメディカル技術研究所と株式会社ハイレックスメディカルは、補助人工心臓の製造・販売および医療機器の輸入販売を行っています。
海外では、北米、中国、アジア、欧州、南米において、HI-LEX AMERICA INC.や重慶海徳世拉索系統集団有限公司、HI-LEX INDIA PRIVATE LTD.など多数のグループ会社が製品の製造と販売を手掛けています。特に、HI-LEX EUROPE GMBHは欧米メーカー向けの設計、営業、購買、実験を行っており、グローバルな車種への対応を強化しています。
ハイレックスコーポレーショングループは、自動車部品を中心に、医療機器などの分野でも事業を展開し、国内外で幅広い製品とサービスを提供しています。
経営方針
ハイレックスコーポレーションは、自動車部品を中心に医療機器などの分野でも事業を展開しており、国内外で幅広い製品とサービスを提供しています。同社は、創業以来の理想「この仕事を通じて社会に貢献する」「この仕事を通じて立派な人を創る」を基本理念とし、経営信条「良品・安価・即納」を掲げています。これらの理念と信条の下、企業価値の向上を目指しています。
経営環境の変化、特にEV化の加速や競合企業との競争激化などに直面している中、ハイレックスコーポレーションは、世界16ヶ国に展開する拠点の相互協力・連携を強化し、信頼性の高い製品とサービスを提供することで存在価値を高めていく戦略を推進しています。また、モビリティ社会に向けた新製品開発にも力を入れており、将来のコア製品群の創出を目指しています。
具体的な成長戦略として、競争力の強化、成長基盤の強化、人財育成の3つの重点領域に取り組んでいます。競争力の強化では、顧客価値の創造と安心品質の提供に注力。成長基盤の強化では、事業基盤の強化と開発強化を進め、特に非自動車分野での新用途開発と新製品開発に力を入れています。人財育成では、グローバル人材の開発を通じて組織を強化し、中長期的なビジョン「元気な会社にする」の実現を目指しています。
ハイレックスコーポレーションは、これらの戦略を通じて、お客様に最初に声を掛けていただける会社を目指し、幅広い社会課題の解決に貢献していく方針です。