日信工業 沿革

日信工業は長野県東御市に本社を置く企業。1953年10月に自動車用ブレーキ部品の製造を目的に設立。1997年10月に東証二部に上場。2021年1月に日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワと経営統合し、日立Astemo株式会社を設立。自動車用ブレーキシステム及び関連部品の製造・販売事業などを展開。

日信工業 沿革

日信工業は長野県東御市に本社を置く企業。1953年10月に自動車用ブレーキ部品の製造を目的に設立。1997年10月に東証二部に上場。2021年1月に日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワと経営統合し、日立Astemo株式会社を設立。自動車用ブレーキシステム及び関連部品の製造・販売事業などを展開。

沿革

1953年10月 自動車用ブレーキ部品の製造を目的として東京都中央区に日信工業株式会社を設立。工場を長野県上田市上川原柳町に新設し、四輪車用のアルミ製ブレーキピストンの鋳造及び加工を開始。
1961年3月 本社を東京都中央区から長野県上田市国分へ移転。工場を長野県上田市国分に移転。
1963年7月 四輪車用ドラムブレーキのホイールシリンダーの組立を開始。
1968年10月 英国LUCAS INDUSTRIES(現ZF TRW AUTOMOTIVE HOLDINGS CORP.)社とドラムブレーキに関しての技術提携を行い、四輪車用ドラムブレーキの生産を開始。
1970年8月 四輪車用ブレーキマスターシリンダー&マスターパワーの生産を開始。
1971年9月 二輪車用マスターシリンダーの生産を開始。
1973年7月 タイにM.N.INDUSTRY CO., LTD.(2000年7月にNISSIN BRAKE (THAILAND) CO., LTD.に合併)を設立。
1974年12月 二輪車用ディスクブレーキの生産を開始。
1978年5月 四輪車用ディスクブレーキの生産を開始。
1982年4月 四輪車用アンチロックブレーキシステム(ABS)の生産を開始。
1985年7月 長野県小県郡東部町(現東御市)に四輪車用ブレーキの主力工場として東部工場を新設。
1987年11月 インドネシアのPT.CHEMCO HARAPAN NUSANTARA(現連結子会社)に資本参加。
1988年10月 米国オハイオ州にFINDLEX CORP.(現NISSIN BRAKE OHIO, INC.、現連結子会社)を設立。
1989年10月 株式会社日信室賀製作所及び直江津軽金属工業株式会社を吸収合併し、それぞれ室賀工場及び直江津工場とする。
1990年1月 タイにNISSIN BRAKE SYSTEM CO., LTD.(2000年7月にNISSIN BRAKE (THAILAND) CO., LTD.に合併)を設立。
1991年11月 二輪車用アンチロックブレーキシステムの生産を開始。
1995年5月 フィリピンにNISSIN BRAKE PHILIPPINES CORP.(現連結子会社)を設立。
1995年12月 中国山東省に山東日信工業有限公司(現連結子会社)を設立。
1996年10月 品質保証に関する国際標準規格「ISO9001」の認証を取得。
1997年4月 ブラジルにNISSIN BRAKE DO BRASIL LTDA.(現連結子会社)を設立。
1997年10月 東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
1998年4月 四輪車用アルミエンジンマウントブラケットの生産を開始。
1998年8月 環境に関する国際標準規格「ISO14001」の認証を取得。
1998年11月 長野県小県郡東部町(現東御市)に開発センターを新設。
2000年7月 タイの3社(M.N.INDUSTRY CO., LTD.、NISSIN BRAKE SYSTEM CO., LTD.、KWANG KIJ INDUSTRY CO., LTD.)が合併し、社名をNISSIN BRAKE (THAILAND) CO., LTD.(現連結子会社)に変更。
2000年8月 四輪車用アルミディスクブレーキの生産を開始。
2000年10月 米国ジョージア州にFINDLEX GEORGIA CORP.(現NISSIN BRAKE GEORGIA, INC.、現連結子会社)を設立。
2002年3月 東京証券取引所市場第一部に指定。
2002年5月 スペインにNISSIN R&D EUROPE S.L.U.(現NISSIN BRAKE EUROPE S.L.U.、現連結子会社)を設立。
2002年9月 四輪車用アルミナックルの生産を開始。
2002年10月 株式会社日信傍陽製作所が株式会社日信青木製作所を吸収合併し、社名を株式会社NISSIN APS(現連結子会社)に変更。
2002年12月 中国広東省に中山日信工業有限公司(現連結子会社)を設立。
2004年2月 タイにNISSIN R&D ASIA CO., LTD.(現連結子会社)を設立。
2004年5月 新潟県聖籠町の株式会社イシイコーポレーション(現連結子会社)に資本参加。
2006年12月 ベトナムに株式会社タンガロイと合弁でTUNGALOY FRICTION MATERIAL VIETNAM LTD.を設立。
2007年1月 インドにNISSIN BRAKE INDIA PRIVATE LTD.(現連結子会社)を設立。
2008年10月 NISSIN BRAKE DO BRASIL LTDA.のサンパウロ工場が操業開始。
2008年12月 四輪車用エレクトロニックパーキングブレーキ(EPB)の生産を開始。
2012年1月 インドネシアにALCARグループとの合弁でPT.ALCAR CHEMCO INDONESIA を設立。
2012年11月 メキシコにNISSIN BRAKE DE MEXICO, S.A. DE C.V. (現連結子会社)を設立。
2014年7月 中国重慶市に中山日信工業有限公司 重慶分公司を開設。
2015年9月 AUTOLIV(現VEONEER)グループとの間で、四輪車用ブレーキ・コントロール及びブレーキ・アプライ事業の合弁会社化に関する契約締結。
2015年11月 タイにAUTOLIV NISSIN BRAKE RESEARCH ASIA CO., LTD.を設立。
2015年11月 PT. CHEMCO HARAPAN NUSANTARAがPT. ALCAR CHEMCO INDONESIAを吸収合併。
2015年12月 中国にAUTOLIV NISSIN BRAKE SYSTEMS (ZHONGSHAN) CO., LTD.(現中山日信制動器系統有限公司)を設立。
2016年3月 四輪車用ブレーキ・コントロール及びブレーキ・アプライ事業を日本・米国・中国・タイにおいて会社分割等の方法により分社し、AUTOLIV(現VEONEER)グループとの合弁事業化を完了。
2016年6月 本社を長野県上田市から東御市へ移転。
2019年6月 VEONEER NISSIN BRAKE SYSTEMS AMERICA LLCの全株式をVEONEER ROADSCAPE AUTOMOTIVE, INC.(VEONEERの完全子会社)へ譲渡。
2019年10月 日立オートモティブシステムズ株式会社を最終的な吸収合併存続会社とし、株式会社ケーヒン、株式会社ショーワ及び日信工業をそれぞれ最終的な吸収合併消滅会社とする吸収合併を行うことを取締役会で決議し、株式会社日立製作所、本田技研工業株式会社を含めた6社を当事者とする経営統合に関する基本契約を締結。
2020年2月 ヴィオニア日信ブレーキシステムジャパン株式会社及びVEONEER NISSIN BRAKE SYSTEMS (ZHONGSHAN) CO., LTD.の株式を追加取得し、VEONEERとの合弁を解消。社名を日信ブレーキシステムズ株式会社(現連結子会社)及び中山日信制動器系統有限公司(現連結子会社)に変更。