レシップホールディングス【7213】 スタンダード(内国株式)

輸送機器事業ではバス用運賃箱、ICカードシステム、LED式行先表示器、車載用液晶表示器、路線バス運行支援ユニットなど、産業機器事業ではバッテリー式フォークリフト用充電器、無停電電源装置、LED電源、ネオン変圧器、プリント基板の実装サービスを提供。

レシップホールディングス【7213】 スタンダード(内国株式)

輸送機器事業ではバス用運賃箱、ICカードシステム、LED式行先表示器、車載用液晶表示器、路線バス運行支援ユニットなど、産業機器事業ではバッテリー式フォークリフト用充電器、無停電電源装置、LED電源、ネオン変圧器、プリント基板の実装サービスを提供。

事業内容

レシップホールディングス株式会社とその関連会社は、輸送機器事業、産業機器事業(エネルギーマネジメントシステム事業を含む)、およびその他の事業を展開しています。同社の輸送機器事業では、バスや鉄道向けの運賃収受機器や表示機器などのシステム機器を提供しており、これには自動循環式運賃箱、ICカードシステム、LED式行先表示器、車載用液晶表示器OBC-VISION、路線バス運行支援ユニットLIVUなどが含まれます。これらの製品は、運賃収受からデータ収集・加工までをサポートし、運行の効率化に貢献しています。

産業機器事業では、バッテリー式フォークリフト用充電器や無停電電源装置、LED電源、ネオン変圧器などの電源ソリューションやエコ照明&高電圧ソリューションを提供しています。これらの製品は、環境への配慮や電力の安定供給、照明の効率化などに貢献しています。

その他の事業としては、不動産賃貸事業があり、レシップホールディングスが保有する土地や建物を外部顧客に賃貸し、収益を上げています。また、デジタル・サイネージの運営管理も行っており、デジタル技術を活用した広告媒体の提供を通じて、情報の効果的な伝達をサポートしています。

これらの事業を通じて、レシップホールディングスは、輸送機器や産業機器の分野で幅広い製品とサービスを提供し、顧客のニーズに応えるソリューションを展開しています。

経営方針

レシップホールディングスは、輸送機器事業、産業機器事業(エネルギーマネジメントシステム事業を含む)などを展開している企業です。同社は、2030年に向けた長期ビジョン「VISION2030」を策定し、その実現に向けた成長戦略を推進しています。この戦略の中心には、「モノ+コトへの事業構造の変革」と「エネルギーマネジメントシステム事業の育成」があります。これらの戦略を通じて、同社はハードウェア中心の事業から、ソフトウェアやサービスを組み合わせた付加価値の高い事業への変革を目指しています。

また、レシップホールディングスは、国内市場だけでなく、北米・ASEAN市場を中心とする海外市場への積極的な投資を進めています。これにより、グローバル市場でのビジネス拡大を図っています。

中期経営計画「CN2023」では、長期ビジョンの実現に向けた具体的なアクションプランを定めており、事業構造の変革や成長事業の育成、事業ポートフォリオの変革に取り組んでいます。これには、キャッシュレス化の進展に対応した多様な決済サービスの提供や、公共交通の利用しやすさを目指したデータソリューションサービスの展開、さらには電動化ニーズに対応した新たな分野への展開などが含まれます。

これらの戦略と取り組みを通じて、レシップホールディングスは、安定的な収益基盤の確立と長期ビジョンの実現を目指しています。同社は、変化の激しい社会に対応しながら、社会から求められる企業であり続けるための成長を追求しています。