島根銀行【7150】 スタンダード(内国株式)

銀行業務(預金、貸出、有価証券投資、内国為替)、リース業務(松江リース㈱)、クレジットカード業務(しまぎんユーシーカード㈱)を展開。

島根銀行【7150】 スタンダード(内国株式)

銀行業務(預金、貸出、有価証券投資、内国為替)、リース業務(松江リース㈱)、クレジットカード業務(しまぎんユーシーカード㈱)を展開。

事業内容

島根銀行グループは、島根銀行を中心に、連結子会社1社と関連会社(持分法適用会社)1社で構成されています。また、SBIホールディングス株式会社との資本業務提携も行っており、金融サービス業界におけるその地位を強化しています。

同社グループの事業は大きく分けて、銀行業務、リース業務、およびクレジットカード業務の3つのセグメントに分類されます。銀行業務においては、島根銀行の本店および支店21カ所で預金業務、貸出業務、有価証券投資業務、内国為替業務などを提供しており、これらは同行の中核業務と位置づけられています。また、出張所12カ所では、預金業務とその他の付随業務に特化しています。

リース業務は、連結子会社である松江リース株式会社が担当しており、事業向けの金融サービスの一環として展開されています。これにより、同社グループは企業の資金調達ニーズに応える幅広いサービスを提供しています。

さらに、持分法適用関連会社であるしまぎんユーシーカード株式会社を通じて、クレジットカード業務も手がけています。これは、個人リテール戦略の一環として展開されており、消費者の金融ニーズに対応するサービスを提供しています。

以上の事業内容を通じて、島根銀行グループは地域社会における金融サービスの提供者として、また企業や個人顧客の多様なニーズに応えるパートナーとして、その役割を果たしています。

経営方針

島根銀行は、地域社会の発展に貢献し、信頼され愛される銀行を目指すという経営理念のもと、中期経営計画「夢への架け橋!~オープンイノベーションバンクしまぎん~」を推進しています。この計画は2022年4月から2025年3月までを対象期間とし、地域の活性化を共通の目標として掲げています。同社は、自治体や支援機関との連携強化や業務提携を通じて新たなネットワークを構築し、地域の活性化に貢献していく方針です。

中期経営計画では、顧客中心主義・本業支援、抜本的な業務改善・働き方改革、環境づくり・スキルアップという3つの戦略方針のもと、地域密着プロジェクト、人財魅力化プロジェクト、業務効率化プロジェクト、組織・ガバナンス強化プロジェクトの4つのプロジェクトを立ち上げ、推進しています。これらの取り組みを通じて、収益性、健全性、シェアの向上を目指しています。

また、島根銀行はSBIグループとの資本業務提携を深化させ、収益向上に努めています。2022年度の銀行単体決算では、本業部門の収益力を示すコア業務純益が447百万円、当期純利益が384百万円となりました。さらに、新型コロナウイルス感染症の再拡大や物価上昇などの外部環境を踏まえ、企業支援室のメンバーを増員し、営業店との連携を深化させるなど、お客さまへの本業支援を加速しています。

島根銀行は、地域経済の発展と地域社会への貢献を使命とし、中期経営計画に基づいた業務運営を行っています。これらの取り組みを通じて、地域社会の持続的な発展に貢献していくことを目指しています。