三菱ロジスネクスト【7105】 スタンダード(内国株式)

フォークリフトを中心に物流機器及び保守部品の製造、販売、保守サービスを展開。

三菱ロジスネクスト【7105】 スタンダード(内国株式)

フォークリフトを中心に物流機器及び保守部品の製造、販売、保守サービスを展開。

事業内容

三菱ロジスネクストは、物流機器の製造、販売、および保守サービスを主軸に事業を展開しています。同社グループは、三菱ロジスネクストとその子会社62社(連結子会社58社を含む)及び関連会社9社(持分法適用関連会社6社を含む)で構成されています。主力製品であるフォークリフトを中心に、物流機器及びその保守部品の製造から販売、さらにはアフターサービスまでを一貫して提供しています。

また、三菱ロジスネクストは三菱重工業株式会社の子会社であり、三菱重工業の強固なバックグラウンドを持つことも特徴の一つです。この強力な親会社のサポートにより、同社は物流機器業界において高い競争力を維持しています。

同社の事業は、物流現場の効率化や安全性の向上に貢献する製品とサービスを提供することにより、幅広い産業分野の顧客ニーズに応えています。フォークリフトをはじめとする物流機器の提供に留まらず、それらの機器を支える保守部品の供給や、専門的な保守サービスも同社の重要な事業領域となっています。

経営方針

三菱ロジスネクストは、物流機器の製造、販売、および保守サービスを提供する企業であり、その成長戦略は「Logisnext SolutionS 2023」という中期経営計画に基づいています。この計画では、売上高5,000億円、営業利益300億円(のれん等償却前)、営業利益率6%、自己資本比率20%以上を2023年度の数値目標として掲げています。

同社は、企業耐力の強化、成長戦略の推進、ブランド力向上の3つの基本戦略を採用しています。企業耐力の強化には、既存事業の強化とコスト改善が含まれます。成長戦略では、ソリューション事業の推進による事業領域の拡大、販売ネットワークの再編・強化、市場ニーズに応えた商品開発を通じたシェアアップを目指しています。ブランド力向上では、「Logisnext」ブランドの活用と認知度向上、新しい企業文化の醸成を図っています。

これらの戦略は、物流機器業界が直面する激変する環境、自動化や脱炭素社会への貢献、安全の向上などの社会的要請に対応するためのものです。三菱ロジスネクストは、これらの戦略を通じて、物流シーンでのソリューション提供を継続し、未来創りに貢献することを目指しています。また、サステナビリティを強く意識した経営を進め、カーボンニュートラルへの挑戦も始めています。