芝浦電子【6957】 スタンダード(内国株式)

サーミスタ技術を中核に、温度センサ、湿度センサ、湿度計、温度制御器、温度記録計、風速計、湿度計測装置の製造販売。

芝浦電子【6957】 スタンダード(内国株式)

サーミスタ技術を中核に、温度センサ、湿度センサ、湿度計、温度制御器、温度記録計、風速計、湿度計測装置の製造販売。

事業内容

芝浦電子及びそのグループ企業は、サーミスタ技術を核とした半導体部品の製造販売を主軸に事業を展開しています。具体的には、温度センサ、湿度センサ、湿度計、温度制御器、温度記録計、風速計、湿度計測装置など、多岐にわたる製品を手がけています。これらの製品は、資材調達から子会社への供給、研究開発、試作高度応用製品の製造、そして全製品の販売業務に至るまで、芝浦電子が中心となって行っています。

芝浦電子グループは、日本国内においては、㈱東北芝浦電子、㈱岩手芝浦電子、㈱福島芝浦電子、㈱角館芝浦電子、㈱青森芝浦電子などの生産子会社を有し、サーミスタ温度センサや湿度センサの製造を行っています。また、アジア地域では、タイのシバウラデンシカンパニー リミテッド、東莞芝浦電子有限公司、上海芝浦電子有限公司などが、同様の製品の製造販売を担当しています。

さらに、芝浦電子グループは、香港芝浦電子有限公司、㈱芝浦電子コリア、シバウラ エレクトロニクス ヨーロッパ Gmbh、シバウラ エレクトロニクス アメリカ Corp.など、世界各地に販売子会社を持ち、グローバルな販売網を構築しています。これらの販売子会社は、サーミスタ素子や温度・湿度センサ、その他センサ電子部品の販売を行っており、芝浦電子グループの製品が世界中で利用されていることを示しています。

経営方針

芝浦電子は、サーミスタ技術を核に、温度センサや湿度センサなどの半導体部品の製造販売を行うグローバル企業です。同社は、中期経営計画「Sense the Dynamics 2023-2025」を通じて、品質と生産性の向上、製品開発とマーケティングの強化、人財育成とガバナンスの強化を基本方針として掲げています。これらの方針は、製造工程の効率化、グローバル調達、グローバル品質保証、小型・薄型・高耐圧製品の開発、高温センサの新ニーズ開拓、オートモーティブ市場への推進、環境規制やエネルギー効率化に関わる分野での市場拡大、顧客ニーズに沿った独自設計などを通じて実現されます。

財務目標としては、2025年度までに売上高410億円、営業利益76億円、売上高営業利益率18.5%、自己資本当期純利益率(ROE)14.0%以上を目指しています。これらの目標達成に向け、同社は技術力、生産力、販売力の増強に注力し、環境、省エネ、安全という時代の要請に応える製品開発を進めています。

また、ESG課題への積極的な取り組みを経営戦略の軸に据え、サステナビリティ経営を推進しています。これには、サステナビリティ委員会の設置、重要課題(マテリアリティ)の特定、国連グローバル・コンパクトへの賛同、カーボンニュートラルへの取り組みなどが含まれます。これらの活動を通じて、芝浦電子は持続可能な社会の実現に貢献し、企業価値の向上を目指しています。