遠藤照明【6932】 スタンダード(内国株式)

照明器具の製造販売、省エネ機器のレンタル、家具の販売を展開。

遠藤照明【6932】 スタンダード(内国株式)

照明器具の製造販売、省エネ機器のレンタル、家具の販売を展開。

事業内容

遠藤照明は、照明器具の製造販売、照明器具及び省エネ機器のレンタル、家具の販売を主な事業内容としている企業グループです。同社グループは、遠藤照明本体と連結子会社11社で構成されています。

事業セグメントは大きく分けて三つあります。第一に「照明器具関連事業」があり、これには照明器具の製造・販売が含まれます。このセグメントにおいて、遠藤照明は国内外の複数の子会社と共に活動しており、ENDO Lighting(THAILAND) Public Co.,Ltd.や昆山恩都照明有限公司、Ansell Electrical Products Limitedなどが事業を展開しています。

第二のセグメントは「環境関連事業」で、省エネ機器の販売および照明器具及び省エネ機器のレンタルを行っています。この事業においては、イーシームズ株式会社がレンタル・販売を手掛けています。

最後に「インテリア家具事業」があり、インテリア家具・用品の販売を行っています。このセグメントでは、遠藤照明自身が販売を担当しています。

これらの事業を通じて、遠藤照明グループは照明器具の専門知識を活かした製品とサービスを提供し、省エネルギー解決策や快適な居住空間の創出に貢献しています。

経営方針

遠藤照明は、照明器具の製造販売を中心に、環境関連事業やインテリア家具事業も手掛ける多角的な企業グループです。同社は、経営理念「企業は公器」として、社会的価値の向上と組織の可能性を最大限に引き出す経営を目指しています。具体的には、「ありがとう創造企業」を経営目的とし、人と地球に優しい高付加価値空間の創造を通じて社会に貢献することを目標に掲げています。

中長期的な経営戦略として、遠藤照明は「エシカル ソリューション NO.1 リーディングカンパニー」を目指しています。このビジョンの実現に向け、事業体制の強化とコスト削減を進めるとともに、利益重視の経営を推進しています。具体的な戦略としては、国内照明事業の成長と収益力向上、海外照明事業の持続的成長、環境関連事業の提案力強化、インテリア家具事業の利益確保などが挙げられます。これらの戦略を通じて、各セグメントでの競争力強化を図ります。

また、遠藤照明は、顧客ニーズに応えるための経営品質向上と顧客密着型経営を推進しています。市場競争の激化に対応するため、競争力と組織力の強化に重点を置き、安定した経営体制の構築を目指しています。これには、製品開発力と事業ノウハウの活用、生産性向上とコストダウン、ソリューション提案力の強化、海外事業の中核化、産学協同開発や外部企業とのコラボレーションによる技術開発などが含まれます。

遠藤照明は、これらの戦略を通じて、持続可能な社会の実現に貢献し、中長期的な企業価値の向上を目指しています。