事業内容
原田工業株式会社とそのグループ企業(子会社12社、関連会社1社、その他の関係会社1社)は、自動車関連機器の事業を展開しています。具体的には、自動車ラジオ用アンテナ、中継ケーブル、自動車TV用アンテナ、自動車アンテナ用アンプ類、アクチュエーター、ETC用アンテナなどを手がけており、これらの製品はポールタイプやシャークフィンタイプなどの形状を持っています。
同社の事業は、日本国内での販売を始め、アジア、北中米、欧州においても販売および製造を行っています。アジアでは、HARADA Asia-Pacific Ltd.をはじめ、大連原田工業有限公司、HARADA INDUSTRIES VIETNAM LIMITED、上海原田新汽車天線有限公司、HARADA AUTOMOTIVE ANTENNA (PHILIPPINES), INC.などが活動しています。北中米では、HARADA INDUSTRY OF AMERICA, INC.とHARADA INDUSTRIES (MEXICO), S.A. DE C.V.が、欧州ではHARADA INDUSTRIES (EUROPE) LIMITEDがそれぞれ事業を展開しています。
また、グループ向けの投融資事業も行っており、GIS JEVDAX PTE LTD.や台湾原田投資股份有限公司がこれに該当します。これらの事業を通じて、原田工業グループは自動車関連機器の分野で幅広い事業展開を行っています。
経営方針
原田工業株式会社は、自動車関連機器の分野で幅広い事業展開を行っている企業です。同社は、自動車ラジオ用アンテナや自動車TV用アンテナなどの製品を手がけ、日本国内だけでなく、アジア、北中米、欧州においても販売および製造活動を展開しています。
経営方針として、原田工業は「共創と革新」を掲げ、顧客満足を第一に、社会的貢献とプロフェッショナル集団としての活動を追求しています。同社は、永遠に存続・発展し続けること、顧客の真のニーズに応え続けること、そして活力あふれる組織風土を持ち続けることを基本方針としています。
中期経営計画においては、収益構造改革に集中して取り組む方針を示しています。これには、各ビジネスの収益性改善、コスト構造改革、財務体質改善を含むB/Sのスリム化が含まれます。また、中長期的な視点では、車載通信の多様化や自動運転の普及など、自動車業界を取り巻く環境の変化に対応し、車載アンテナのトップ企業としての地位を維持しつつ、周辺事業の拡大や新規事業分野の開拓を目指しています。
このように、原田工業は、収益構造の改革と中長期的な成長戦略を通じて、変化する市場環境に適応し、持続可能な成長を目指しています。同社は、プラス思考でのチャレンジと組織の変革をスピード感を持って実践し、豊かなカーライフへの貢献を目指しています。