ツインバード【6897】 スタンダード(内国株式)

家電製品(照明器具、調理家電、クリーナー等)、FPSC冷凍冷蔵庫の製造販売、中国国内での家庭用電気機器販売及び品質・生産管理。

ツインバード【6897】 スタンダード(内国株式)

家電製品(照明器具、調理家電、クリーナー等)、FPSC冷凍冷蔵庫の製造販売、中国国内での家庭用電気機器販売及び品質・生産管理。

事業内容

ツインバードは、家電製品の製造販売を主力事業として展開しています。同社グループは、ツインバードとその子会社2社、双鳥電器(深圳)有限公司と㈱マインツから構成されています。ツインバードは、照明器具、調理家電、クリーナー、生活家電、冷蔵庫、AV機器、健康理美容機器など幅広い家電製品を提供しており、また新冷却技術FPSC(フリー・ピストン・スターリング・クーラー)とその応用製品の製造・販売も手がけています。

双鳥電器(深圳)有限公司は、中国国内での家庭用電気機器等の販売、および中国製造先に対する品質管理及び生産管理業務を担当しています。一方、㈱マインツは家電製品の企画・製造・販売を行っていましたが、2022年10月31日付で解散し、2023年3月23日付で清算が終了しています。

ツインバードグループは、これらの事業を通じて、家庭用電気機器市場において多角的な事業展開を行っており、特にFPSC技術を用いた製品は、同社の技術力の高さを象徴するものとなっています。同社は、家電製品の幅広いラインナップと先進技術の開発・応用により、消費者の多様なニーズに応えています。

特集記事

経営方針

ツインバードは、経営理念に基づき「お客様満足No.1」を企業ビジョンとして掲げ、新潟県燕三条地域の職人気質に根差したモノづくりを通じて、感動と快適さを提供する商品の開発に注力しています。同社は、品質第一の姿勢で、ライフスタイルメーカーへの変革を進め、ステークホルダーズの期待に応える企業を目指しています。

中期経営計画(2020-2022)では、事業の「質」の改善に注力し、利益面での目標を達成しましたが、2022年度の単年度目標は達成できませんでした。今後は、事業構造の筋肉質化と財務体質の強化、戦略的投資を進めることで、事業のサステナビリティを強化していく方針です。

新たな中長期的な経営戦略では、TWINBIRDブランド価値向上、経営品質の向上、成長事業の進展の3つを柱としています。リブランディングによるブランド価値の向上、製品体験を通じた顧客価値の向上、そして独自技術を活かした海外事業とFPSC事業の成長を目指しています。

特に、FPSC技術を用いた製品は、医療コールドチェーンや脱炭素に貢献する産業用冷却装置としての需要拡大を見込んでおり、これらの分野での事業拡大を進める計画です。ツインバードは、これらの戦略を通じて、持続可能な成長を目指しています。