事業内容
OBARA GROUPは、自身および子会社27社で構成される企業グループであり、主に溶接機器関連事業と平面研磨装置関連事業の二つのセグメントで事業を展開しています。
溶接機器関連事業では、特に自動車ボディー溶接向けの抵抗溶接機器の製造販売を行っており、このセグメントにはOBARA株式会社、洋光産業株式会社、OBARA (NANJING) MACHINERY & ELECTRIC CO.,LTD.、OBARA (SHANGHAI) CO.,LTD.、OBARA KOREA CORP.、A ONE TECH CO.,LTD.、OBARA (THAILAND) CO.,LTD.、OBARA (MALAYSIA) SDN. BHD.、OBARA INDIA PVT LTD.、OBARA CORP. USA、OBARA MEXICO, S.DE R.L.DE C.V.などが含まれます。
一方、平面研磨装置関連事業では、シリコンウェーハや酸化物水晶向けの平面研磨装置及び消耗品の製造販売を主軸に事業を行っており、スピードファム株式会社、スピードファム長野株式会社、スピードファムクリーンシステム株式会社、株式会社プレテック、SPEEDFAM MECHATRONICS (NANJING) LTD.、ONSE INC.、SPEEDFAM INC.、SPEEDFAM (INDIA) PVT LTD.、MELCHIORRE S.R.L.がこのセグメントに属しています。
これらの事業を通じて、OBARA GROUPは自動車産業や半導体産業など、幅広い分野に対して高品質な製品とサービスを提供しています。
経営方針
OBARA GROUPは、自動車業界とエレクトロニクス業界を主要顧客として、溶接機器関連事業と平面研磨装置関連事業を二大柱とする企業グループです。同社は、長期的な視野に立ち、企業価値の向上を目指しています。具体的には、自己資本比率70%以上、ROE(株主資本当期純利益率)15%以上を目標として掲げています。
経営戦略として、OBARA GROUPはグローバルな展開を進め、自動車業界とエレクトロニクス業界における優位性を確立し、独自の技術を生かした事業の発展を加速させることを目指しています。この戦略の下、同社はグループ管理の強化、消耗品の受注拡大、生産性向上を目指した次世代機の製品化に取り組んでいます。
グループ管理では、主要取引先のグローバル展開に合わせた海外進出を推進し、品質統制、最適地生産、最適地調達を通じてグループ全体の収益最大化を図っています。また、消耗品の受注拡大により、業績の安定化を目指しています。さらに、自動車業界の溶接工程の品質向上や効率化、エレクトロニクス業界の半導体デバイスの高速動作・低消費電力・高集積化への対応を目的とした次世代機の製品化に力を入れています。
これらの戦略を通じて、OBARA GROUPは自動車産業や半導体産業など、幅広い分野に対して高品質な製品とサービスを提供し、企業の持続的な成長を目指しています。