アドバンテスト【6857】 プライム(内国株式)

半導体・部品テストシステム、メカトロニクス関連製品の製造・販売、関連研究開発、保守・サービス提供。

アドバンテスト【6857】 プライム(内国株式)

半導体・部品テストシステム、メカトロニクス関連製品の製造・販売、関連研究開発、保守・サービス提供。

事業内容

アドバンテストは、半導体・部品テストシステム製品群とメカトロニクス関連製品群の製造・販売を主軸に据えた事業を展開しています。これに加え、関連する研究開発や保守・サービスなどの事業活動も手がけています。

同社の半導体・部品テストシステム事業部門では、非メモリ半導体デバイス向けのSoC半導体用テストシステムやメモリ半導体デバイス向けのメモリ半導体用テストシステムなど、半導体・電子部品産業に必要なテストシステム製品を提供しています。生産活動はアドバンテストと外部委託企業が担当し、販売活動は国内外のユーザーに対して行われています。

メカトロニクス関連事業部門では、半導体デバイスのハンドリングに関わるテスト・ハンドラやデバイス・インタフェース、ナノテクノロジー関連製品群を提供しています。この事業部門も、生産活動はアドバンテストグループと外部委託企業が、販売活動は半導体・部品テストシステム事業部門と同様に行っています。

さらに、サービス他部門では、上記事業に関連した総合的な顧客ソリューションの提供、システムレベルテストのソリューション、サポート・サービス、消耗品販売、中古販売、装置リース事業などを展開しています。

アドバンテストは、これらの事業を通じて、半導体産業のニーズに応える多様な製品とサービスを提供し、グローバルな市場での競争力を高めています。

経営方針

アドバンテストは、半導体産業の発展に貢献することを使命とし、その実現のために中長期的な成長戦略を推進しています。同社は、「先端技術を先端で支える」という経営理念のもと、半導体の量産テスト用システムの開発・販売を核として、半導体設計・評価工程や製品・システムレベル試験工程などの近縁市場への事業領域拡大を図っています。

2018年度に策定された10年間の中長期経営方針「グランドデザイン」に基づき、2021年度からは第2期中期経営計画(MTP2)を実行中です。この計画では、コアビジネスの強化、オペレーショナル・エクセレンスの追求、新事業領域の開拓、ESGの推進など、5つの戦略課題に取り組んでいます。特に、半導体試験装置市場の拡大やデジタル革命の進展を背景に、売上高4,000億円の早期達成を目指しており、2021年度にはこの目標を達成しています。

アドバンテストは、半導体市場の長期的な成長と半導体の高性能化を見据え、開発・生産設備投資やM&Aを通じた戦略投資を進めています。また、株主還元にも注力し、MTP2期間中には安定的な配当と自己株式の取得を通じて資本効率の向上を図っています。

これらの成長戦略を背景に、アドバンテストは半導体産業のニーズに応える多様な製品とサービスを提供し、グローバル市場での競争力を高めています。同社は、半導体・部品テストシステム製品群とメカトロニクス関連製品群の製造・販売を主軸に、関連する研究開発や保守・サービスなどの事業活動も手がけ、半導体産業の発展に貢献しています。