リオン【6823】 プライム(内国株式)

補聴器、聴力検査室、騒音計、振動計、気中微粒子計などの開発、製造、販売を手がける。

リオン【6823】 プライム(内国株式)

補聴器、聴力検査室、騒音計、振動計、気中微粒子計などの開発、製造、販売を手がける。

事業内容

リオン株式会社およびその主要な子会社6社は、医療機器、環境機器、微粒子計測器の開発、製造、販売、サービスを提供する事業を展開しています。同社の事業セグメントは大きく分けて3つあります。

まず、医療機器事業では、補聴器や難聴者訓練用機器、オージオメータ(聴力測定器)、聴力検査室などの製品を提供しています。このセグメントにおける主要な関連会社には、九州リオン株式会社(製造・販売)、東日本リオン株式会社(販売)、リオンサービスセンター株式会社(サービス)、リオンテクノ株式会社(製造・サービス)、東海リオン株式会社(販売)があります。

次に、環境機器事業では、騒音計、振動計、地震計、周波数分析器などの音響・振動計測器を扱っています。このセグメントでは、九州リオン株式会社(販売)、リオンサービスセンター株式会社(サービス)、リオンテクノ株式会社(製造)、Norsonic AS(開発・製造・販売・サービス)が主な関連会社です。

最後に、微粒子計測器事業では、気中微粒子計や液中微粒子計などの製品を開発・製造・販売しています。このセグメントにおいても、九州リオン株式会社(販売)、リオンサービスセンター株式会社(サービス)、リオンテクノ株式会社(製造)が関連会社として活動しています。

リオン株式会社グループは、これらの事業を通じて、医療、環境保護、科学技術の分野で幅広い製品とサービスを提供し、社会に貢献しています。

経営方針

リオン株式会社は、医療機器、環境機器、微粒子計測器の開発、製造、販売、サービスを提供する企業グループです。同社は「すべての行動を通して人へ社会へ世界へ貢献する」という企業理念のもと、人々の健康・福祉への貢献と質の高い生活の実現を社会的使命として位置付けています。技術力の向上と経営基盤の拡充を重視し、福祉の充実や環境保全に関する課題に取り組んでいます。

中期的な経営方針として、既存事業の成長とともに、経営資源の有効活用を通じて新たなビジネスモデルの創出を目指しています。2028年3月期までに「売上高300億円」「売上高営業利益率15%」「自己資本当期純利益率(ROE)10%」を達成することを経営指標として掲げています。

経営環境においては、国内市場で高いシェアを確保している一方で、国内外の競合との競争が激化しています。特に海外市場への進出が課題となっており、日本型ビジネスモデルの輸出や製品競争力の向上を通じて、販路の拡大を図っています。

リオン株式会社グループは、医療、環境保護、科学技術の分野で幅広い製品とサービスを提供し、持続的な発展と企業価値の向上に努めています。同社は、技術力の一層の高め方と経営基盤の拡充を通じて、社会に広く貢献する企業グループを目指しています。