ネクスグループ【6634】 スタンダード(内国株式)

経営管理、メタバース・デジタルコンテンツ、IoT関連、暗号資産・ブロックチェーン、コンサルティング業務など多岐にわたる事業を展開。

ネクスグループ【6634】 スタンダード(内国株式)

経営管理、メタバース・デジタルコンテンツ、IoT関連、暗号資産・ブロックチェーン、コンサルティング業務など多岐にわたる事業を展開。

事業内容

ネクスグループは、自社および連結子会社4社、持分法適用関連会社1社を含む合計6社で構成されています。同社グループは、複数の事業セグメントを展開しており、それぞれの事業内容と担当会社が明確に定義されています。

まず、経営管理セグメントでは、グループ全体の経営管理を行っており、この役割はネクスグループ自身が担っています。次に、メタバース・デジタルコンテンツ事業セグメントでは、電子書籍事業、コンピューターソフトウェアの開発・販売及びマーケティング、メタバース分野におけるサービス・情報の収集を行っています。このセグメントは、実業之日本デジタル株式会社、ワイルドマン株式会社、ネクス株式会社が担当しています。

IoT関連事業セグメントでは、無線通信機器の開発・販売、システムソリューションの提供、農業ICT事業を展開しており、これらはネクスグループとネクス株式会社が担っています。また、暗号資産・ブロックチェーン事業セグメントでは、暗号資産に関する投資、売買、消費貸借、派生商品の開発・運用、ファンドの組成などを行っており、このセグメントもネクスグループが担当しています。

その他のセグメントでは、財務戦略、事業戦略、業務支援などの各種コンサルティング業務を提供しており、ネクスグループ、ネクスファームホールディングス、ITAL-J JAPAN株式会社がこれに関わっています。

これらの事業セグメントを通じて、ネクスグループは多岐にわたるサービスとソリューションを提供し、デジタルコンテンツ、IoT、暗号資産・ブロックチェーン技術など、最先端の分野で事業を展開しています。

経営方針

ネクスグループは、長年にわたり培った通信技術を基盤に、「モバイル・ワイヤレスコミュニケーションのパイオニア」としての地位を確立し、経済社会への貢献を目指しています。同社は、通信技術を人と人、人と機械、機械同士のコミュニケーションに広く応用し、新しい「伝わる」と「つながる」を通じて次世代の「楽しい」を創出することを経営理念として掲げています。

経営指標としては、高付加価値による収益性の向上、売上高、営業利益率、時価総額の増加を重視しており、M&Aを含む投資においては、グループ戦略との整合性、投資回収の明確化、ガバナンスの強化を図っています。

中長期的な経営戦略では、技術開発力を背景に、IoT市場全体をカバーするワンストップソリューションの提供を通じて、収益性の高い経営を目指しています。さらに、社会環境の変化に対応し、新たな成長分野への事業展開を進めています。具体的には、付加価値の最大化、収益性の向上、コアコンピタンスの強化、事業シナジーの追求を中期経営戦略の重点領域として挙げています。これには、ネクスコイン経済圏の拡大、メタバース・デジタルコンテンツ事業の拡大、AI・VRを取り入れたIoTデバイス及びサービスの開発、Web3.0サービスの提供などが含まれます。

ネクスグループは、これらの戦略を通じて、メタバース市場やデジタルコンテンツ市場の成長を支える技術の提供者として、さらなる成長を目指しています。