テクノホライゾン【6629】 スタンダード(内国株式)

映像&ITセグメントでは書画カメラ、電子黒板、監視カメラの開発・販売、ロボティクスセグメントではロボットコントローラ、CNC装置の開発・製造・販売を手がける。

テクノホライゾン【6629】 スタンダード(内国株式)

映像&ITセグメントでは書画カメラ、電子黒板、監視カメラの開発・販売、ロボティクスセグメントではロボットコントローラ、CNC装置の開発・製造・販売を手がける。

事業内容

テクノホライゾンは、子会社22社及び持分法適用関連会社1社を含むグループ企業体として、映像&ITおよびロボティクスの2つの主要事業セグメントを展開しています。同社は社内カンパニー制を採用し、各セグメントにおける商品の開発、製造、販売活動を行っています。

映像&ITセグメントでは、エルモカンパニーとその関係会社が、書画カメラ(実物投影機)、電子黒板、監視カメラなどの光学機器の開発・販売を国内で行い、Elmo USA Corp.(米国)、ELMO Europe SAS(フランス)が国外で販売を担当しています。また、ESCO Pte. Ltd.は国外でAV機器およびシステムの販売・設置工事を、PACIFIC TECH PTE.LTD.はセキュリティソフトウェアの販売や保守を行っています。ファインフィットデザインカンパニーは光学ユニット、業務用車載機器、医療機器、その他の精密光学部品の開発・製造・販売を、東莞旭進光電有限公司は中国で樹脂成型部品の製造を手掛けています。

ロボティクスセグメントでは、タイテックカンパニーとその関係会社が、ロボットコントローラや工作機械用CNC(コンピュータ数値制御)装置、実装プリント基板の検査装置、自動はんだ装置などのFA(ファクトリーオートメーション)関連機器の開発・製造・販売を国内で行っています。泰志逹智能科技(蘇州)有限公司は中国でFA関連機器の開発・製造・販売を担当しています。

これらの事業活動を通じて、テクノホライゾンは映像&ITおよびロボティクスの分野で幅広い製品とサービスを提供し、多様な顧客ニーズに応えています。

経営方針

テクノホライゾンは、映像&IT事業とロボティクス事業を核に、グローバルな「人と社会」への貢献を事業ミッションとして掲げています。同社は、教育、安全・生活、医療、FA(ファクトリーオートメーション)など、多様な分野にわたる市場で、技術を活かし、社会に役立つ製品とサービスを提供することで、豊かな社会の実現を目指しています。

経営方針として、同社は映像&IT事業とロボティクス事業の強化、マーケティング力とプロダクト開発の強化、さらなるグローバル化を推進しています。また、コンプライアンスの徹底、顧客満足の追求、公正かつ透明な事業活動を運営の基本原則として掲げています。

経営戦略として、テクノホライゾンは事業ポートフォリオの見直しと企業体質の強化を図り、オプトエレクトロニクスでの事業展開を進めています。2021年4月の経営統合を機に、コア技術を映像&ITとロボティクスに再定義し、事業拡大に注力しています。また、事業領域の拡大と企業成長に向けた機会を創造し、経営効率の高め、企業価値の最大化を目指して積極的な事業継承(事業譲受やM&A)を実行しています。

2030年の人間中心の超スマート社会(Society 5.0)や、さらにその先へと持続する社会の実現に向けて、テクノホライゾンは社会と共に持続的に発展していく所存です。2023年度から2025年度の3か年を「Techno Horizon Unicity」をキーワードに、対象領域に横たわるさまざまな課題を解決し、技術力に磨きをかけ、グループ力を結集して、社会が必要とする多種多様な製品・サービスを開発・提供していく戦略を推進しています。