事業内容
ジェイテクトは、自動車部品、ベアリング、工作機械・システムなどの製造販売を主な事業としている企業グループです。
自動車事業では、電動パワーステアリング、油圧パワーステアリング、電子制御4WD用カップリング(ITCC)、トルセン、FCEV向け減圧弁などを手がけています。
産機・軸受事業では、ローラーベアリング、ボールベアリング、ベアリングユニット、その他各種ベアリング、オイルシールなどを製造・販売しています。
工作機械事業では、研削盤、マシニングセンタ、切削機、制御機器(IoE関連製品を含む)、工業用熱処理炉などを手がけています。
同社グループは、国内外に128社の子会社と14社の関連会社を持ち、グローバルに事業を展開しています。近年は、事業の再編や子会社の合併などを進めながら、事業基盤の強化を図っています。
経営方針
ジェイテクトは、自動車部品、ベアリング、工作機械・システムなどの製造販売を主な事業としている企業グループです。同社は、2021年4月に「長期・中期経営計画」を策定し、2030年の目指す姿として「新領域」と「既存事業」の2つの方向性を掲げています。
新領域では、ジェイテクトグループのシーズを活用し、トヨタグループとの連携で勝ち抜くことを目指しています。既存事業では、競争力を強化し、事業の更なる成長を図ることを目標としています。
第一期中期経営計画期間(2021~2023年度)は「体質強化の3年」と位置付け、「人づくり、仕組みづくり」「競争力強化」「経営基盤強化」「将来への種まき」の4つの取り組みに注力しています。特に、損益分岐点売上比率の引き下げや、DXとリスク管理の強化に注力しています。
また、自動車、産機・軸受、工作機械の3つの事業に続く新たな事業の柱として、ギヤビジネスと高耐熱リチウムイオンキャパシタに期待を寄せています。これらの取り組みを通じて、他社を圧倒するNo.1 & Only Oneの製品・サービスを提供し、持続的な成長を目指しています。