タマホーム【1419】 プライム(内国株式)

住宅事業、注文住宅の建築請負やリフォーム工事、不動産事業、分譲宅地販売、金融事業、保険代理業務、エネルギー事業、メガソーラー発電施設の運営。

タマホーム【1419】 プライム(内国株式)

住宅事業、注文住宅の建築請負やリフォーム工事、不動産事業、分譲宅地販売、金融事業、保険代理業務、エネルギー事業、メガソーラー発電施設の運営。

事業内容

同社は、住宅事業、不動産事業、金融事業、エネルギー事業、その他事業の5つの事業セグメントを展開しています。住宅事業では、注文住宅の建築請負やリフォーム工事、外構工事の紹介、設計支援事業を行っています。主力商品には「大安心の家」シリーズがあり、地域特性に応じた商品ラインナップを提供しています。また、リフォームや住宅関連の紹介業務も行っています。

不動産事業では、分譲宅地や戸建分譲の販売、マンションの企画・開発・販売、オフィスビルの転貸事業、オフィス区分所有権販売事業、不動産仲介を手掛けています。特に、土地を持たない顧客向けに戸建分譲事業を展開し、街並みや景観に配慮した住環境を提供しています。

金融事業では、火災保険や地震保険、自動車保険などの保険代理店業務を行い、注文住宅購入者向けのつなぎ融資の取次業務も提供しています。保険代理業務では、契約の取次だけでなく、事故対応や保険会社との折衝も行っています。

エネルギー事業では、メガソーラー発電施設の運営を行っており、福岡県大牟田市にある「タマホーム有明メガソーラー発電所」で発電した電力を九州電力に売電しています。この事業は、固定価格買取制度に基づいて運営されています。

その他事業には、広告代理店業、家具販売・インテリア工事の請負、地盤保証、農業、海外投資、車両リース事業が含まれます。広告代理店業では、広告コンテンツの制作やイベント企画も行い、家具販売ではオプション工事の請負も手掛けています。農業では、福岡県で農作物の生産・加工・販売を行い、障がい者雇用の機会を創出しています。

特集記事

経営方針

undefinedは、2022年5月期から5年間の中期経営計画「タマステップ2026」を推進しています。この計画の基本方針は、新築住宅着工棟数で国内トップを目指し、注文住宅、戸建分譲、リフォーム、不動産の4つの事業を中心に成長を図ることです。これにより、持続的な成長を実現するための強固な経営基盤の形成を目指しています。

同社の中期経営計画では、注文住宅事業で都道府県別シェア№1を目指し、戸建分譲事業では販売棟数1,700棟を目標にシェア拡大を図ります。また、リフォーム事業で売上高120億円、不動産事業で売上高500億円を目指し、各事業の成長を推進しています。これらの目標を達成するために、受注棟数や売上高、営業利益などの経営指標を設定しています。

2026年5月期の目標として、受注棟数15,000棟、販売棟数12,500棟、売上高3,200億円、営業利益200億円、営業利益率6.2%、当期純利益120億円を掲げています。これにより、同社は持続的な成長と収益性の向上を目指しています。

経営環境としては、ウクライナ情勢の影響による円安や資源価格の上昇、国内住宅市場の縮小、高齢化による職人不足などの課題があります。これに対し、同社は住宅部門を中心に高付加価値商品を展開し、シェア拡大を図るとともに、非住宅事業でも収益性を高めることで売上の伸長を目指しています。