マースグループホールディングス【6419】 プライム(内国株式)

アミューズメント施設向け製品の開発・販売、自動認識システムの提案販売、ホテル・レストラン運営。

マースグループホールディングス【6419】 プライム(内国株式)

アミューズメント施設向け製品の開発・販売、自動認識システムの提案販売、ホテル・レストラン運営。

事業内容

マースグループホールディングスとその子会社12社(連結子会社9社、非連結子会社3社)は、アミューズメント、自動認識システム、ホテル・レストランの3つの主要事業セグメントを展開しています。同社グループは、特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の適用を受けています。

アミューズメント関連事業では、マースエンジニアリングがアミューズメント施設向け製品の開発、製造、販売を担当。マースシステムズ東日本、マースシステムズ東海、マースシステムズ西日本は製品販売とアフターサービスを、マースコーポレーションはリース事業と不動産賃貸、不動産管理事業を、マースネットワークスはデータ管理を、マースウインテックは新製品開発を行っています。

自動認識システム関連事業では、マーストーケンソリューションがRFIDやバーコードを用いた自動認識システムの提案販売を手掛けています。

ホテル・レストラン関連事業においては、マースプランニングがマースガーデンホテル博多、マースガーデンウッド御殿場、銀明翠銀座などを運営しています。

これらの事業セグメントを通じて、マースグループホールディングスは多岐にわたるサービスと製品を提供し、各分野での事業展開を図っています。

経営方針

マースグループホールディングスは、アミューズメント、自動認識システム、ホテル・レストランの3つの主要事業セグメントを展開しており、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しています。同社は「開発型企業グループ」として、顧客本位のシステム作りと行き届いたサービス提供を基本方針とし、社会への貢献を重視しています。

成長戦略として、グループ経営体制の強化、サービス体制の充実、開発体制の強化、組織の強化及び人員配置の最適化を推進しています。これにより、グループ会社間の人的融合と事業の協調体制を図り、経営の効率化と安定した収益確保を目指しています。また、営業利益拡大を通じて強固な財務体質の維持と資本の有効活用による成長事業への投資を機動的に実行し、企業価値の増大を目指しています。

経営環境においては、アミューズメント関連事業ではパチンコ業界の厳しい状況の中でスマート遊技機の導入が好調であり、自動認識システム関連事業では新型コロナウイルス感染症の影響からの回復が見られます。ホテル・レストラン関連事業では、新型コロナウイルス感染症からの回復によるインバウンド需要の増加が期待されていますが、原材料費の高騰や人材不足が課題となっています。

優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題として、開発・製造・販売・アフターサービスの一貫体制を強化し、新製品の開発や付加価値の提供に努めること、また、M&Aや業務提携を通じた新しい分野への事業拡大を図ることが挙げられます。これらの戦略を通じて、マースグループホールディングスは、各分野での事業展開と企業価値の向上を目指しています。