桂川電機【6416】 スタンダード(内国株式)

画像情報機器(大判型デジタル機器等)の製造販売、可撓電線管の製造・販売、関連する研究及びサービス提供。

桂川電機【6416】 スタンダード(内国株式)

画像情報機器(大判型デジタル機器等)の製造販売、可撓電線管の製造・販売、関連する研究及びサービス提供。

事業内容

桂川電機及びそのグループ会社は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業としては、画像情報機器の製造販売が挙げられます。これには大判型デジタル機器などが含まれ、同社が製造販売するほか、台湾三桂股份有限公司が製造し、桂川電機が台湾省外で販売を担当しています。また、大判型デジタル機器のソフトウェアは、KIP America, Inc.から仕入れています。

桂川電機グループの製品は、子会社のKIP America, Inc.、KIP Business Solution Korea Ltd.、関連会社のKIP (HONG KONG) LTD.を通じて販売されており、グローバルな販売網を構築しています。

さらに、桂川電機グループは可撓電線管の事業も手がけています。これは、関係会社である新潟三桂株式会社が製造し、株式会社三桂製作所が販売を行っています。このように、桂川電機グループは、画像情報機器の製造販売を主軸に、関連する研究やサービスを提供することで、幅広い事業活動を展開しています。

経営方針

桂川電機は、画像情報機器及びその周辺機器の製造販売を得意分野としており、開発力と技術サービス力の向上を図りながら、顧客満足度の高い製品をタイムリーに供給することで、企業価値の増大と社会への貢献を目指しています。同社は、「売上高」「売上総利益」「営業利益」を重要な経営指標と位置づけ、売上高の増加とともに、売上総利益率25%以上を目標に掲げています。これを達成するために、事業の効率化や販売促進策の推進に努めています。

中長期的な経営戦略として、桂川電機は販売力の増強、現行分野の応用及び新事業の推進、環境側面の充実を重点領域としています。販売力の増強では、迅速かつ正確な情報交流と相互活用を強化し、販売形態や商品構成の見直しを通じて顧客満足度を高めることを目指しています。また、厳しい競争環境の中で、現行分野に近い技術の応用や独自性ある技術を活用した新たな開発力で商品を多様化し、優位性あるシステム構築を行っています。さらに、高度ネットワーク技術の導入による生産・販売体制の整備を進め、競争力や販促活動を強化しています。

桂川電機グループは、国内外の設備投資抑制による受注獲得のための価格競争圧力や、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の鈍化など、厳しいビジネス環境に直面しています。これらの課題に対処するため、製品技術・開発競争への対応、材料費の低減、生産ラインの効率性向上などによる製造原価の低減、新規マーケットの開拓による販売拡大など、多角的な戦略を推進しています。また、グローバルな販売網を構築し、画像情報機器の製造販売を主軸に、関連する研究やサービスを提供することで、事業の多角化を図っています。