事業内容
平和は、主に遊技機事業とゴルフ事業を展開している企業で、連結子会社10社、関連会社1社、および平和を関連会社とする会社1社で構成されています。遊技機事業では、平和自身が遊技機の開発、製造、販売を手掛けています。また、100%出資の子会社である株式会社オリンピア、株式会社アムテックス、株式会社オリンピアエステートも同様に遊技機の開発及び製造を行っており、株式会社オリンピアエステートは不動産賃貸管理業務も担っています。
ゴルフ事業においては、パシフィックゴルフマネージメント株式会社がゴルフ事業の経営管理、ゴルフ事業に係る子会社の株式保有、ゴルフ場の運営及び運営受託を行っています。また、PGMプロパティーズ株式会社はゴルフ場の保有を主な事業としています。これらの事業を通じて、平和グループはレジャー産業における多角的な事業活動を展開しています。
さらに、平和を関連会社とする株式会社石原ホールディングスは、39%の議決権を持ち、一般投資事業を主要事業としています。これにより、平和グループは遊技機とゴルフの二大柱に加え、投資事業を通じた事業の多様化を図っています。
経営方針
平和は、遊技機事業とゴルフ事業を中心に展開する総合レジャー企業です。同社は、これらの事業を通じて、収益基盤の強化と企業価値の向上を目指しています。遊技機事業では、プレーヤーのニーズに応える魅力的な商品の提供を通じて、市場での販売シェアの拡大と業績の向上に努めています。一方、ゴルフ事業では、質の高いサービス提供と顧客ロイヤルティーの向上を目指しています。
中期経営計画では、売上高営業利益率22%を目標に掲げ、高収益体質の実現を最重要課題としています。遊技機業界の厳しい状況の中、スマートパチンコやスマートパチスロの市場投入による活性化を図り、ゴルフ業界では、日本人選手の活躍や感染リスクの少ないレジャーとしての関心の高まりを背景に、需要の好調な推移を見込んでいます。
具体的な成長戦略として、遊技機事業では、若年層プレーヤーのニーズに応える機種開発、市場導入の迅速化、企業価値向上施策の実行、筋肉質な企業体質の確立を推進します。ゴルフ事業では、売上の拡大、業務改革の実行、良質なゴルフ場の継続的な取得、持続的な成長を支える組織・体制の構築に取り組んでいます。
平和は、これらの戦略を通じて、遊技機とゴルフの二大柱をさらに強化し、レジャー産業におけるリーダーとしての地位を確固たるものにしていく方針です。