水道機工【6403】 スタンダード(内国株式)

水処理機械、水処理用機器類の製造、販売、上下水道事業向け設備、環境事業の産業用水施設、機器事業の塩素・薬品注入設備。

水道機工【6403】 スタンダード(内国株式)

水処理機械、水処理用機器類の製造、販売、上下水道事業向け設備、環境事業の産業用水施設、機器事業の塩素・薬品注入設備。

事業内容

水道機工は、水処理機械や水処理用機器の製造、販売、据付を主軸に事業を展開している企業です。同社グループは、水道機工を含む親会社の東レ株式会社、子会社5社、関連会社2社で構成されています。東レ株式会社は合成繊維やプラスチック・ケミカル製品の製造・販売を行っており、水道機工とは水処理事業分野で業務提携を結んでいます。

水道機工グループの事業は大きく3つのセグメントに分けられます。第一に「上下水道事業」では、上水道施設向けの浄水処理設備や下水道施設向けの水処理機械設備の製造、販売、運転・維持管理を手掛けています。このセグメントには、水道機工の他に㈱水機テクノス、山田設備機工㈱、㈱現代計装、西日本オートメーション㈱が含まれます。

第二の「環境事業」セグメントでは、産業用水施設や産業廃水処理施設、排水再利用施設等の製造、販売を行っています。このセグメントには、水道機工の他にSuido Kiko Middle East Co.,Ltd.やSUIDO KIKO VIETNAM CO.,LTD.が含まれます。

最後に「機器事業」セグメントでは、塩素・薬品注入設備や計測機器等の製造、販売を行っており、このセグメントは水道機工のみが担当しています。

これらの事業を通じて、水道機工グループは水処理分野で幅広いニーズに応える製品とサービスを提供しています。

経営方針

水道機工グループは、水処理機械や水処理用機器の製造、販売、据付を主軸に事業を展開している企業であり、東レ株式会社を含む親会社、子会社5社、関連会社2社で構成されています。同社は、上下水道事業、環境事業、機器事業の3つのセグメントを通じて、水処理分野で幅広いニーズに応える製品とサービスを提供しています。

水道機工グループは、新中期経営計画(2023~2025年)において、社会への貢献を目指し、水道インフラを担うリーディングカンパニーとしての責任と情熱をもとに事業活動を推進しています。主力である浄水場における更新市場減少や発注方式の見直しという事業環境の変化に対応するため、浄水場設備メンテナンス分野における事業拡大を重点施策としています。また、既存の浄水場更新・建設分野における収益力維持と将来のメンテナンス基盤の確保を目指し、環境事業及び機器事業においては、事業基盤強化を中心とした取り組みを推進しています。

これらの取り組みを通じて、2030年までに上下水道事業におけるメンテナンス分野での比率を6割(現状2割弱)とし、浄水場更新・建設(現状7割強)へ依存する収益構造からの脱却を掲げ、グループ全体の事業拡大を目指しています。役員及び従業員全員が企業理念並びに新たな中期経営計画を共有し、社会との関係の重要性を認識するとともに、事業活動を通じた水インフラへの貢献をもとに全てのステークホルダーから信頼されるグループとなることを目指しています。