ヤマダコーポレーション【6392】 スタンダード(内国株式)

オートモティブ機器、インダストリアル機器、その他の事業を展開し、潤滑給油機器、タイヤサービス機器、エアポンプ、ダイアフラムポンプ等の製造・販売を手掛ける。

ヤマダコーポレーション【6392】 スタンダード(内国株式)

オートモティブ機器、インダストリアル機器、その他の事業を展開し、潤滑給油機器、タイヤサービス機器、エアポンプ、ダイアフラムポンプ等の製造・販売を手掛ける。

事業内容

ヤマダコーポレーションとそのグループ企業は、オートモティブ機器、インダストリアル機器、その他の事業セグメントを中心に事業を展開しています。同社は、自動車整備工場やガソリンスタンド向けの潤滑給油機器やタイヤサービス機器、環境整備機器などのオートモティブ機器を提供しており、これにはハンドポンプやバケットポンプ、ルブリケーター、排気ガス排出システム、フロンガス関連機器などが含まれます。また、インダストリアル機器部門では、エアポンプやダイアフラムポンプをはじめとする流体圧送システム化製品を製造・販売しており、これらは塗料、接着剤、インキ、化学薬品などの流体を圧送するために使用されます。さらに、サービス部品や修理サービスを提供する「その他」のセグメントも持っており、ヤマダプロダクツサービスがこれらのサービス部品の販売や修理を手掛けています。

ヤマダコーポレーションは、国内外で幅広い製品とサービスを提供しており、国内では自社と国内連結子会社が、海外では米国、オランダ、中国、タイの現地法人がそれぞれ事業を担当しています。これにより、同社はグローバルな製造・販売体制を構築しており、特にインダストリアル機器部門では、ヤマダアメリカINC.、ヤマダヨーロッパB.V.、ヤマダ上海ポンプ貿易有限公司、ヤマダタイランドCO., LTD.が海外市場向けの販売を担っています。

経営方針

ヤマダコーポレーションは、2025年を目標年とするグループビジョン「YAMADA toward 2025」を掲げ、中期経営計画「Jump!! 2024」を推進しています。この計画の下、同社はコロナ禍の影響を最小限に抑えつつ、業績回復に努めるとともに、新相模原工場の生産性向上、新基幹システムの構築、新人事制度の構築など、企業価値向上を目指す施策に取り組んでいます。

同社の経営の基本方針は、「堅実で公正な企業活動を通じて、お客様のニーズ、社員の喜び、株主の期待、産業と社会の発展に誠実に取り組む」ことです。ポンプ事業、カーメンテナンス機器事業、作業環境改善機器事業を核に、品質へのこだわりとトータルサポートでグローバルリーディングカンパニーを目指しています。

中期経営計画では、市場拡大、生産効率化、人財力強化、事業継続計画(BCP)、働き方の多様化を基本方針としています。また、マーケティング戦略、生産戦略、人財戦略を三大戦略として掲げ、ダイアフラムポンプの売上拡大、原価低減、人財の迅速な実行を目指しています。

さらに、ITを積極活用した「見える化」を推進し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進めることで、コロナ後の新たなビジネス環境に対応しています。これらの戦略を通じて、ヤマダコーポレーションは持続的成長と企業価値向上を目指しています。