大同工業【6373】 スタンダード(内国株式)

動力伝動搬送製品(チェーン、コンベヤ)、リムホイール製品(リム、ホイール、スポーク・ボルト)、福祉機器の製造販売、関連物流・福利厚生サービスを展開。

大同工業【6373】 スタンダード(内国株式)

動力伝動搬送製品(チェーン、コンベヤ)、リムホイール製品(リム、ホイール、スポーク・ボルト)、福祉機器の製造販売、関連物流・福利厚生サービスを展開。

事業内容

大同工業グループは、日本を含むアジア、北米、南米、欧州において、動力伝動搬送関連製品(チェーン、コンベヤなど)、リムホイール関連製品(リム、ホイール、スポーク・ボルトなど)、およびその他の製品(福祉機器など)の製造販売を主な事業としています。これらの製品の販売に関連する物流、福利厚生、その他のサービスも提供しています。

日本では、大同テクノや翔研工業への外注、和泉商行や月星製作所を通じた部品の仕入れや製品の販売、新星工業による鋼材の加工販売、スギムラ精工やF2テクノによる自動車エンジン内部品や電気自動車の製造販売などが行われています。また、大同ゼネラルサービスや大同テクノ、ダイド建設が製品輸送や設備の営繕・補修を担当しています。

アジアでは、中国、インドネシア、タイ、インド、パキスタン、ベトナム、フィリピン、マレーシアなどでチェーンやリムの製造販売、物流システムや搬送設備の製造販売が展開されています。北米では、DAIDO CORPORATION OF AMERICAがチェーンの製造販売やリムの販売を、IWIS-DAIDO LLCが自動車エンジン用タイミングドライブシステムの製造販売を行っています。南米のブラジルでは、チェーンの製造販売が主な事業です。欧州では、イタリアのDID EUROPE S.R.L.がチェーン及びリムの販売を手掛けています。

大同工業グループは、これらの事業を通じて、グローバルな規模で多岐にわたる製品とサービスを提供していることがわかります。

経営方針

大同工業グループは、その第12次中期経営計画(2022年3月期〜2024年3月期)を通じて、売上高、営業利益及び営業利益率、自己資本利益率(ROE)を主要な経営指標として、企業価値の向上に努めています。同社は、ものづくり企業としての原点に立ち返り、既存商品及び新商品の競争力を高め、事業領域と技術領域の拡大を目指しています。特に、国内外の成長市場や分野への拡大を視野に入れ、グローバル事業の拡張に注力しています。

大同工業グループは、技術の差別化を強みとし、「EV化」対応技術や高度塑性加工技術、表面処理技術などを磨き上げ、新たな市場への挑戦を進めています。また、社員一人ひとりの力を結集し、事業課題を完遂することで、社会の持続的な発展に貢献することを目指しています。

同社は、多様性を持った人材の育成と活用にも力を入れており、共通価値観の浸透を通じて、成長できる企業風土の構築を急いでいます。これらの取り組みは、創立90周年を迎える節目の年である現在、創立100周年に向けた成長の土台を構築するためのものです。

さらに、原材料価格の高止まりやエネルギーコストの上昇への対応として、販売価格への転嫁を機動的に行い、適正な利益の確保に努めています。大同工業グループは、これらの戦略を通じて、持続可能な成長と社会への貢献を目指しています。