オルガノ【6368】 プライム(内国株式)

総合水処理エンジニアリング会社で、純水・超純水製造設備、用水・排水処理設備、有価物回収設備、プロセス関連設備、消耗品交換・メンテナンス・運転管理、改造工事、水処理加工受託、包括メンテナンス、RO水処理薬品、排水処理薬品、冷却水処理薬品、洗浄薬品、ボイラ水処理薬品、純水・超純水製造装置、浄水フィルタ、食品素材、食品添加剤を手がける。

オルガノ【6368】 プライム(内国株式)

総合水処理エンジニアリング会社で、純水・超純水製造設備、用水・排水処理設備、有価物回収設備、プロセス関連設備、消耗品交換・メンテナンス・運転管理、改造工事、水処理加工受託、包括メンテナンス、RO水処理薬品、排水処理薬品、冷却水処理薬品、洗浄薬品、ボイラ水処理薬品、純水・超純水製造装置、浄水フィルタ、食品素材、食品添加剤を手がける。

事業内容

オルガノは、総合水処理エンジニアリング会社として、水処理エンジニアリング事業と機能商品事業の二つの主要セグメントで事業を展開しています。水処理エンジニアリング事業では、プラント事業とソリューション事業に分かれ、純水・超純水製造設備、用水処理設備、排水処理・排水回収設備、有価物回収設備、プロセス関連設備の提供を行っています。また、消耗品交換、メンテナンス、運転管理、改造工事、水処理加工受託、包括メンテナンスなどのサービスも提供しています。

機能商品事業では、水処理薬品事業、標準型水処理機器・フィルタ事業、食品事業を展開しており、RO水処理薬品、排水処理薬品、冷却水処理薬品、洗浄薬品、ボイラ水処理薬品などの水処理薬品の提供、純水・超純水製造装置、浄水フィルタの提供、さらには食品素材や食品添加剤の提供を行っています。

オルガノは、子会社13社、関連会社1社を含むグループ企業と共に、幅広い水処理ソリューションを提供しており、オルガノプラントサービス(株)、オルガノエコテクノ(株)、オルガノアクティ(株)などの関連会社を通じて、国内外で事業を展開しています。また、親会社である東ソー(株)から水処理薬品の原材料の一部を仕入れるとともに、各種水処理装置及び関連薬品を販売するなど、密接な取引関係を持っています。

経営方針

オルガノは、水処理技術を核とした総合水処理エンジニアリング企業として、産業界や社会の持続可能な発展に貢献することを経営理念に掲げています。同社は、水と環境に関する深刻な課題に対応するため、先端技術を駆使し、産業と社会基盤の発展に貢献するパートナー企業としての役割を果たすことを目指しています。

中期経営計画「ORGANO2030」では、売上高2,000億円、売上高営業利益率15%の達成を目標に掲げています。この計画の下、同社は重点事業や成長地域、成長ドライバーの議論を進め、事業基盤の強化策を策定しています。また、サステナビリティ目標の達成に向け、マテリアリティの特定や課題に対する定量的目標の設定も進めています。

具体的な成長戦略として、2025年度を最終年度とする新たな中期経営計画において、重点分野として「電子産業」、「薬品事業」、「機能材料」を掲げています。これらの分野での事業展開の拡大に加え、デジタル技術を活用した設計業務の自動化・効率化、エンジニアリング体制の強化、海外でのサービス拡大、データ活用型のサービス強化、研究開発体制の拡充などに取り組んでいます。

また、同社は、持続的な企業価値の向上と収益性改善を目指し、売上高営業利益率とROEを重要な指標として位置付けています。2025年度の経営目標として、売上高1,700億円、営業利益185億円、売上高営業利益率10.9%、ROEは12%以上を目指しており、収益構造の安定的・継続的な達成に取り組んでいます。

オルガノは、技術革新とサービスの拡充を通じて、水処理業界におけるリーダーとしての地位を確固たるものにし、社会的な価値の創造を目指しています。