事業内容
フリージア・マクロスは、製造供給事業、住宅関連事業、投資・流通サービス事業の3つの主要セグメントを持つ多角的な事業を展開しています。
製造供給事業では、プラスチック押出機や土木試験機、ATM筐体などの機械や機器の製造から供給までを手掛けています。このセグメントには、プリント基板の製造をフリージア・オート技研や秋田電子が、紙やアルミ容器の製造をユタカフードパックが、地中掘削用ドリルやマシンの開発・製造を石油鑿井機製作が行っています。
住宅関連事業では、ログハウスや高級スウェーデン住宅、マンションの建築から販売、家具の製造・輸入・販売、住宅関連工事の施工までをフリージアハウスが一貫して提供しています。また、不動産の売買、賃貸、管理はフリージアハウスやフリージア・アロケートコンサルティングが担当しています。
投資・流通サービス事業では、フリージア・マクロスが投資・再生支援を行い、フリージアトレーディングがパソコン周辺機器や部品、ソフトウェアの仕入れから販売までを手がけています。
これらの事業を通じて、フリージア・マクロスは多岐にわたるニーズに応える製品とサービスを提供し、幅広い分野での事業展開を図っています。
経営方針
フリージア・マクロスは、製造供給、住宅関連、投資・流通サービスの3つの主要セグメントを軸に、多角的な事業展開を推進しています。同社グループは、モノ創りの各工程を垂直統合し、参加型製造供給体制「配給」を通じて、低価格かつ高品質な製品の提供を目指しています。この「配給」の理念は、同社グループの経営の基本理念とされています。
中長期的な経営戦略として、フリージア・マクロスは、M&Aを含む多様な事業の拡張を通じて、業界内の景気変動リスクを分散し、企業価値の継続的な向上を目指しています。また、グループ内での異業種間の知識共有を活発に行い、新規事業の展開やコストダウンを図っています。
経営環境の変化に対しては、新型コロナウイルス感染症の影響や国際情勢の不安定さを踏まえつつ、これまでの経営改善手法を活用し、事業の拡大・多角化を進めることでリスクを分散。さらに、「配給」の理念の実践を深め、財務体質の強化と高収益体制の確立を目指しています。
優先的に対処すべき課題としては、グループの拡大強化、財務体質の強化、流動性の確保が挙げられています。これらの課題に対して、経営や資金援助による中小企業の再建支援、投資による業容の拡大、財務基盤の健全化に向けた取り組みが進められています。フリージア・マクロスは、これらの戦略を通じて、厳しい経営環境の中でも持続可能な成長を目指しています。