シンニッタン【6319】 スタンダード(内国株式)

自動車・建設機械部品の鍛造・販売、建設用機材・物流機器の製造販売、ビル賃貸・太陽光発電による売電を手がける。

シンニッタン【6319】 スタンダード(内国株式)

自動車・建設機械部品の鍛造・販売、建設用機材・物流機器の製造販売、ビル賃貸・太陽光発電による売電を手がける。

事業内容

シンニッタン及びそのグループ会社は、自動車や建設機械部品の鍛造品、建設・土木工事用の建設用機材や物流機器の製造販売、そしてビル賃貸業務を主な事業としています。これらの事業は、鍛造事業、建機事業、物流事業、不動産事業の4つのセグメントに分類されます。

鍛造事業では、シンニッタンは自動車・建設機械部品の鍛造品の製造・販売および鍛工品の機械加工を手掛けています。このセグメントには、中部鍛工株式会社、株式会社セイタン、サイアム・メタル・テクノロジー社が含まれ、それぞれが鍛造品の製造・販売及び加工を行っています。

建機事業では、シンニッタンが建設・土木工事用の建設用機材の販売及びリースを提供しており、子会社の株式会社エヌケーケーがこれらの機材の製造を担当しています。

物流事業においても、シンニッタンは物流機器の販売を行い、株式会社エヌケーケーが製造・販売をサポートしています。

不動産事業では、シンニッタンがビル賃貸・管理業務を行っており、さらに遊休地を活用した太陽光発電による売電も手がけています。

これらの事業活動を通じて、シンニッタングループは多岐にわたる産業に対して製品とサービスを提供しており、それぞれのセグメントが相互に連携しながら事業を展開しています。

経営方針

シンニッタン及びそのグループ会社は、経営理念「常にあふれる情熱をもって、新しい価値を創造することにより、社会に貢献する」を軸に、鍛造業を主要事業として展開しています。同社は、自動車や建設機械部品の鍛造品、建設・土木工事用の建設用機材や物流機器の製造販売、ビル賃貸業務を含む幅広い事業を通じて、社会インフラの支えとなる製品とサービスを提供しています。

中期経営計画(2023年3月期~2025年3月期)では、環境変化への機敏な対応と挑戦を重視し、自動車市場のEV化、グローバル化の進展、技術開発のスピード化に対応することを目指しています。また、カーボンニュートラルへの貢献、国土強靭化、省力化・省人化が不可避な工場や物流分野への貢献、アジアの均衡ある発展への貢献を注力分野としています。

同社グループは、グループ間のシナジー創出に重点を置き、機動力と柔軟性に長けた企業体であり続けること、環境との共生、グループ総合力の最大限の発揮、スピードと効率の追求を経営方針として掲げています。これらの方針に基づき、財務面ではM&Aや資本・業務提携、共同研究・協働を積極的に検討し、資本効率の向上を目指しています。

中期計画では、これからの時代に新しい価値を創造し、経営理念を実現するための「第一ステップ期間」と位置付け、環境との共生、社会インフラ整備への貢献、人口減少下における省人化ニーズや物流インフラ向上への貢献をテーマに掲げています。生産工程におけるカーボンニュートラルへの取り組みや、再生可能エネルギー分野への関与を通じて、環境問題にも対応していく方針です。