事業内容
笹徳印刷は、「Good Communication, Good Partner」を企業スローガンに掲げ、コミュニケーション分野でのソリューション提供に注力しています。同社は、顧客との信頼関係を重視し、マーケットインの思想を基に新たな価値創造を目指しています。笹徳印刷グループは、笹徳印刷を中心に、株式会社サンライト、PT.SASATOKU INDONESIA、世徳印刷科技(無錫)有限公司の4社で構成されています。
笹徳印刷は、国内でパッケージ、販促物、広告、パンフレットなどの製造・販売を行っています。株式会社サンライトは、セールスプロモーションに関する企画・制作およびマーケティングを担当。世徳印刷科技(無錫)有限公司は中国でのパッケージ製造・販売を、PT.SASATOKU INDONESIAはインドネシアでのパッケージ販売を行っています。国内外に6つの工場を持ち、紙器、軟包装、プリントメディアの製品を高品質かつ低コストで生産しています。
笹徳印刷の事業は、パッケージング分野とコミュニケーション分野に分かれています。パッケージング分野では、紙器や軟包装の企画設計から印刷、加工までを一貫して行い、フルフィルメントサービスも提供しています。コミュニケーション分野では、販売促進関連や教育・出版関連の企画、印刷、加工、広報・IRなどのクロスメディアサービスを展開。さらに、イベントの企画・運営やデジタルアセットマネジメントサービスも手がけています。
笹徳印刷は、印刷事業の単一セグメントで活動しており、商品分野別にパッケージングとコミュニケーションの2つの分野に分かれています。パッケージング分野では、紙器や軟包装、店頭什器、販促物、段ボールなどを提供。コミュニケーション分野では、折込広告、パンフレット、ポスター、カレンダー、マニュアル、CSRレポート、Webサイト企画、動画コンテンツなどを手がけています。
経営方針
笹徳印刷は、2026年を目標に掲げた中期ビジョン「コミュニケーション」と「包む」技術で、お客様と新しい感動を創り、未来へつなげるを推進しています。このビジョンのもと、同社は顧客との信頼関係を基盤に、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。市場環境の変化を見据えた事業戦略と生産体制の合理化を進め、全社的な重点施策を実行することで、計画達成に邁進しています。
笹徳印刷は、印刷技術と情報技術を融合し、多様なソリューションを提供することで、顧客のニーズに応えています。特に、パッケージング分野では、紙器や軟包装、輸送包装に加え、フルフィルメントサービスを展開し、顧客企業の小ロット生産を可能にする戦略的イノベーションパートナーとしての地位を確立しています。また、コミュニケーション分野では、デジタルメディアへのシフトに対応し、印刷事業で培った企画力と情報技術力を活かしたコンテンツ制作技術を強化しています。
同社は、環境と多様性に配慮した製品開発を進め、カーボンニュートラルやダイバーシティインクルージョンを推進しています。FSC®森林認証を取得し、持続可能な紙素材の利用を促進することで、環境に優しい製品を提供しています。さらに、ユニバーサルデザインを取り入れたパッケージ開発を行い、すべての人に使いやすい製品を目指しています。
笹徳印刷は、デジタル化と自動化を進め、労働生産性の向上を図るとともに、AI活用の研究開発を進めています。これにより、顧客に新たな価値を提供し、社会の持続的な発展に貢献することを目指しています。