大栄環境【9336】 プライム(内国株式)

持続可能な循環型社会を目指し、廃棄物処理・資源循環、土壌浄化、施設建設・運営管理、コンサルティング、エネルギー創造、森林保全、有価資源リサイクル(アルミペレット、リサイクルプラスチックパレット製造・販売)を展開。

大栄環境【9336】 プライム(内国株式)

持続可能な循環型社会を目指し、廃棄物処理・資源循環、土壌浄化、施設建設・運営管理、コンサルティング、エネルギー創造、森林保全、有価資源リサイクル(アルミペレット、リサイクルプラスチックパレット製造・販売)を展開。

事業内容

大栄環境グループは、持続可能な循環型社会の実現を目指し、廃棄物処理・資源循環を中心に、環境関連事業を展開しています。同社グループは、廃棄物の収集運搬、中間処理・再資源化、最終処分に至るまでのワンストップサービスを提供し、産業廃棄物及び一般廃棄物の処理を行っています。また、土壌汚染対策法に基づく指定調査機関として、土壌汚染の調査から汚染対策、汚染土壌処理までのトータルソリューションを提供しています。

さらに、自治体から受託したごみ処理施設の施設建設から維持管理、保全業務まで一貫して実施し、AI・IoTを活用した新たなサービスの研究・開発を通じて、廃棄物管理に関するコンサルティングサービスも提供しています。エネルギー創造事業では、メガソーラーやバイオガス発電事業を展開し、再生可能エネルギーの供給にも貢献しています。

また、森林保全事業を通じて、地域づくりモデルの確立や森づくり技術開発、林業コンサル・人材育成などを行い、地域社会への貢献を目指しています。その他にも、アルミペレットやリサイクルプラスチックパレットの製造・販売を行う有価資源リサイクル事業も手がけており、多角的な事業展開を通じて環境保全に貢献しています。

経営方針

大栄環境グループは、サステナブルな未来社会の実現を目指し、環境創造企業としての進化を図る経営ビジョンを掲げています。同社は、地域社会との共生を重視し、信頼を最大の強みと位置付けており、創業の原点である「未来は信頼から生まれる」という理念を基に、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指しています。このビジョンの実現に向けて、同社は中期経営計画(2022年度-2024年度)を策定し、ESG施策を中心に、廃棄物処理施設の処理能力増強や営業活動の活性化を通じた収益拡大、コスト削減による利益率向上を目指しています。

具体的な成長戦略として、同社は脱炭素社会や循環経済への転換を見据え、ESG施策に積極的に取り組んでいます。環境(E)施策では、有機性廃棄物のリサイクル施設整備やカーボンニュートラル推進などを進め、社会(S)施策では、地域循環共生圏の構築や災害への備え、最終処分場跡地の活用などに取り組んでいます。また、ガバナンス(G)施策として、サステナビリティ推進委員会の設置やコーポレート・ガバナンスの強化に努めています。

今後も、同社は2050年カーボンニュートラルに向けた社会システムの変化に対応し、持続可能な社会の実現と持続的な企業価値の向上を目指すため、ESG施策に更に積極的に取り組む方針です。これには、多様なパートナーとの共創、地域循環共生圏の構築、脱炭素化、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進など、必要な投資を積極的に行い、社会に貢献する企業であり続けることが含まれます。