事業内容
ちゅうぎんフィナンシャルグループは、株式会社中国銀行を中心に、子会社21社を含む多岐にわたる金融サービスを提供する企業グループです。同社グループは、銀行業務、リース業務、証券業務などの金融サービスを展開しています。
銀行業務においては、株式会社中国銀行が国内外の支店や出張所を通じて、預金、貸出金、有価証券投資、内外為替、信託、各種代理業務、債務保証、公社債引受、金融商品仲介、M&A仲介などの幅広いサービスを提供しています。また、株式会社CBSや中銀事務センター株式会社は銀行事務の受託・代理業務、中銀保証株式会社は信用保証業務を行っています。
リース業務では、中銀リース株式会社が岡山県内外の企業向けにリース事業を展開しており、証券業務においては、中銀証券株式会社が証券関連のサービスを提供しています。
その他の事業として、中銀カード株式会社がクレジットカード業務、中銀アセットマネジメント株式会社が投資顧問及び投資信託委託業務、株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズがファンド運営、株式会社ちゅうぎんヒューマンイノベーションズが人材紹介、株式会社Cキューブ・コンサルティングがコンサルティング業務、そして株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループ自体が経営管理業務を行っています。
これらの事業セグメントを通じて、ちゅうぎんフィナンシャルグループは多角的な金融サービスを提供し、顧客の多様なニーズに応えています。
経営方針
ちゅうぎんフィナンシャルグループは、地域社会との共生を目指し、持続可能なビジネスモデルの構築に取り組んでいます。同社グループは、地域社会や顧客の顕在ニーズと潜在ニーズに応えることを目標に、金融を中心とした総合サービス業への進化を図っています。これにより、地域全体の付加価値の向上とグループ全体の企業価値の向上を目指しています。
同社グループは、2017年度から10年間の長期経営計画「Vision 2027『未来共創プラン』」を策定し、地域・顧客・従業員と共に豊かな未来を創造することを長期ビジョンとして掲げています。このビジョンの実現に向け、「豊かな未来を創る取組み」と「経営の土台を創る取組み」をフレームワークとして、様々な施策を実施しています。
具体的な成長戦略として、同社グループは「地方創生SDGsの『深化』」「イノベーションの創出」「グループ経営基盤の強化」の3つを掲げています。これらの戦略を通じて、地域社会と相互に発展する持続的なビジネスモデルの構築を目指しています。特に、地方創生SDGsの「深化」では、地域や顧客に深く入り込んで課題やニーズに対応し、地域の魅力やポテンシャルを引き出すことで、地域の持続的な発展に貢献しています。また、「イノベーションの創出」では、新たな価値の共創に取り組み、「グループ経営基盤の強化」では、強固な経営基盤の確立を目指しています。
これらの取り組みを通じて、ちゅうぎんフィナンシャルグループは、地域社会との相互発展を促進し、地域全体の付加価値の向上を図りながら、新たな成長に向けた挑戦を続けています。